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2件見つかりました
40年以上前に書かれた絵本です。 民話と表紙に書いてありましたが、民話のような感じがしません。 力持ちで働き者の象マハギリは、人間の助けをして働いていました。 お祭りで旗を立てる柱を、森から運び穴にさす仕事をします。 しかし、運んできたのになかなか穴にさしません。 象使いにムチで叩かれても、ナイフで首を刺されても。 この時の描写に胸が痛みました。 民話や昔話では、痛みなどの感情が描かれないものです。 どうして、マハギリが穴にささなかったのか、それは穴の中に子ネコがいたからです。 しゃべられない象だから、伝えられなかったのですね。かわいそうでした。 賢い象のおはなしですが、読み終わってすっきりしませんでした。
投稿日:2009/02/27
インドではぞうは神聖な動物だということを聞いていますが、ぞうつかいが言うことを利かせるために、むちやナイフを使うのはむごいなあと思いました。 ねずみを助けようとするマハギリの心の優しさには心打たれるものがありました。 民話ということですが、何かしらの教訓のようなものがあるのでしょうか? このお話ができた成り立ちや背景を知りたいなあと思いました。
投稿日:2007/08/28
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