「よしよし」 ふつうだと思う みんなの声

色彩がはっきりしているので、０歳さんから楽しく読める絵本だと思います。

かえるやにわとりが、急に泣き出しちゃったので、小さな子どもが「わたしがよしよししてあげる」と、みんなニコニコします。
文章も短いので、ひらがなが読めるようになった息子が、私に読んでくれました。

絵は可愛くて、見やすい。色使いもカラフルできれい、内容も動物がたくさん出てくるしほのぼのしてて良いのですが、「わたし」が入ってる分「エーンエーン」が長く感じます。息子は最初はじっと見ててくれるんですが、エーンエーンが始まると飽きちゃって、大体最後の「よしよし」まで辿り着けません・・・。

娘が「よしよし」を覚えて、家族やペットによしよしするようになったので、
これはツボだろうと思い、絵本クラブで届けてもらいました。

動物の鳴き声、動物の泣き声がそれぞれ一ページに一匹ずつ書かれているのに、
肝心の「よしよし」が1ページだけでまとめられているのが
ちょっと物足りなかったです。

なので、読み聞かせるときは、
かえるさん、よしよし
ニワトリさん、よしよし
・・・
と一匹ずつ言うようにしています。

娘的には、「よしよし」よりも、動物の鳴き声を真似して嬉しそうです。

順番にいろんな動物が出てきて、そのあとまた順番に先ほどの動物たちがえーんえーんと泣いて出てきます。
でも、よしよしも、よしよしされてニコニコするのもまとめて書かれているのがちょっと残念です。
「よしよし」がテーマなだけに、「よしよし」「にこにこ」こそ順番に出してほしかったかな。
よしよしするとニコニコだよ、っていうのはいいですね。息子も最後に私によしよしとしてくれます。私も息子によしよしするととびきりの笑顔でこたえてくれます。

色々な動物たちが泣き出してしまい「よしよし」してあげるお話です。

泣き出してしまう可哀想な表情と、“よしよし”をしてもらった後の表情のギャップが可愛くて好きです。

ただ１つ残念なのが、全ての動物たちを“よしよし”している場面が描かれていない動物もいる点です。
せっかくだから描いて欲しかった･･･。

動物たちの表情が楽しめる乳児さんにはピッタリの絵本でした☆