「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(24) みっけちゃん」 ふつうだと思う みんなの声

全ページためしよみで読みました。

絵は可愛いのに、さらっと怖い内容が書いてありますね。
さすがはグリム童話！
レーネちゃんとみっけちゃんが追っ手から逃れるために、バラの木等に変身してしまう何とも不思議なお話。
個人的にはあまり好みのお話ではありませんでした。

ポップでとってもかわいらしい絵ですが、おはなしはちょっと怖くて不思議です。読み進めるうちに、かわいらしい絵がかえって恐ろしく思えたりもして・・・ちょっと不思議な感じでした。
リズムよく歌うように読めるので、言葉は印象的なのですが、逆におはなしが頭に入ってこなかったです。
題名もなんで「みっけちゃん」なんだろう？

テンポのよい、リズミカルな文章が印象的です。
内容は、なんだかよくわからなかったけれど、
声に出して読むのは気持ちよかったです。
そこがねらいかな？
創作民話っぽい、なんていうか、
外国が舞台のグリムっぽい感じのお話です。
のっけから、鳥にさらわれた赤ちゃんが
木に置き去りにされるっていう設定だし、びっくりしました。
絵がすごくかわいくて、ポストカードにしたいくらいでした。

グリム童話とのことですが、初めて読みました。
「ヘンゼルとグレーテル」を思い出しましたが、そちらとは別なのでしょう。
不思議な魔法で、襲い掛かるピンチを切り抜ける子供達。
変身の場面は、きっと子供が好きだろうなと思いました。
文章にリズムがあるので、読んでいるだけで自然と、歌うような感覚になりました。
絵も、とてもかわいいです。