『ひとまねこざる』がすっかりお気に入りの2歳の息子に読んでやりました。
こちらの『おさるのジョージ』のシリーズは、作者が違うだけでなく、1冊あたりのページ数も少なめで、ハプニングも一つ二つ、叱られそうになるけど、最後はジョージが感謝される・・・という展開がほとんどのようです。
この巻でも、パンケーキを焼くのを手伝いたくなったジョージが、どんどんブルーベリー入りパンケーキを焼いていき、会は大成功!という展開。事情に気付いていないコックさんには叱られそうになるけど、他の人は事情を知っているので、最後には市長さんはじめ皆から感謝されます。
ジョージがやったことが結果的に人をハッピーにするという分かりやすい展開なのですが、『ひとまねこざる』シリーズを楽しんだ後となっては、ちょっとひねりがなさすぎで物足りない印象を受けました。
しかも、市長さんは『ひとまねこざるびょういんへいく』でも登場していましたが、今回は人種も違うみたい?選挙後なのでしょうか?シリーズなので、このあたりを統一してあれば、素直に「あ、あの時の市長さんだ!」と親しみも増したと思います。『ひとまねこざるびょういんへいく』に出てきた院長先生と、この巻の子供病院の院長先生も違う人なのですが、これは病院が違うのでしょうかね。息子はこのあたりに気付いて、「どれが市長さん?どれが院長先生?」と何度も確認していました。