「もりのこえ」 ふつうだと思う みんなの声

愛・地球博（万博）のキャラクター、モリゾーとキッコロの
絵本になります。

モリゾーじいさんから「もりのこえ」のことを聞いたキッコロは、
森の声を聞くために森の中へと入るのですが、迷子になってしまい・・・

「もりのこえ」を通して、森も生きているということ、
そして、静かながらも森はみんなを守っているということ。
そういう自然の役割を、この絵本は教えてくれているように思います。
大人にはそれがなんとなく理解できるのですが、子供には
ちょっとわかりにくいストーリー展開だったかも。
もっと印象に残るような出来事を組み込んでストーリーを
展開して欲しかったかなと思います。

息子が反応したのは、一番最後の色とりどりのキッコロの
お友達が出てきている絵だけでした。キッコロのお友達が
いっぱい出てくるストーリーの方が良かったかもしれませんね。

愛子様のお気に入り？と何かで見て買ってしまいました。
絵も綺麗で内容も長さも小さい子に読み聞かせるにもいいと思います。
子供は何度も読んで〜と持ってきますが、意味はわかってるのかわからず。何も質問せずに聞いています。
本の中ではもりの声が聞こえて、迷子になったキッコロはモリゾウじいさんに会えるのですが、子供に一人でいなくなってはいけないんだよ、迷子になるんだからねって教えるにはいいかもしれません。

テレビでも放送されていたし、愛・地球博に行くので、購入しました。
これからも地球で生きていく子供達。
じぞくかのうなことをして、地球を大事にしていってもらいたいです。
愛・地球博で、サツキとメイの家に行ったり、自分の顔がでている映画を見て笑ったり、暑くてたいへんだったことや、みそかつ・ひつまぶしなど名古屋の味も知った、旅の思い出がたくさんつまっている絵本です。