4才の娘に読んであげました。
はじめのうちは、「おもしろいね」
といっていたのですが、
やまんばが追いかけてくるシーンで、気がつくと娘が静かです。
顔を見ると、泣きそうでした。
文章のリズムが良かったので、
調子にのって雰囲気を出して読み過ぎたのも悪かったようです。
あわてて、怖がらないようにかわいらしい声でよんだのですが・・・
こぞうがお寺に逃げ込むところまで読み進められたのですが、
お寺にやまんばが飛び込んでくるシーンで、
こらえ切れず、大泣きしてしまいました。
あと少しで、やまんばを退治して
めでたし、めでたしとなるところだったのですが、
怖すぎたようです。
もう少し大きくなってから読んだほうが、良かったようです。
怖いお話が好きで、とんち好きな子には、おもしろいかもしれません。
もうひとつのお話の「かぐやひめ」は、
物語の良さがあまり感じられなかったので、
娘には読みませんでした。
結婚を申し込んだ男たちにかぐや姫が無理難題を出す話も
カットされていましたし、
全体的にうつくしさもなかったように思います。