「かっこわるいよ!だいふくくん」と、
和菓子屋さんのみずまんじゅうやかしわもちなど、
和菓子のみんなに言われてしまいます。
絵が可愛くておいしそうだし、
『これいいよ〜』と、お友達のすすめもあって、
リサイクルブックで見つけ、購入してみました。
「かっこわるよ!だいふくくん」
次から次へと、みんなに言われてしまうだいふくくん。
だんだん可哀想になってきました。
(絵が、美味しくてステキなだけに、ギャップが…(><;))
ただただ 自慢がしたいから とても やさしい だいふくを
おもしろ おかしく からかいました。
これって、いじめ?
だいふくくんは、みんなにいじめられても、
大切な仲間を助けるために、勇気を出してねずみと戦います。
そして、最後は自己犠牲で、食べられてしまうという、
ちょっとショッキングな内容に驚いてしまいました。
もちろん、だいふくくんの勇気はすごいと思いました。
自己犠牲も、なかなか出来ることではありません。
いさぎよい最後に、ただただ、感服しました。
ただ、子どもはどう理解してくれるでしょうね。
読み聞かせするなら、小学中学年くらいからの方が、
私はいいかもと思います。
なかなか考えさせられる絵本でした。