「ぼうぼう まんぼうくん」 なかなかよいと思う みんなの声

この本は表題に「語りかけ　ことば合わせ絵本」とあるように、あかちゃんにことばへの関心を高めるための絵本です。
今回のは、「ぼう」が末尾につく言葉を集めています。

作者の正高　信男さんは、京都大学霊長類研究所教授。
解説に、言語感覚を育むことの重要性が書かれていましたが、少なくともあきやまさんが絵を描いたことで大成功と言えると思います。

何といってもあきやまさんの絵が、子供をひきつけること請け合いです。
登場する単語が、スケボーとかマーボーどうふとからんぼうとか、とても理解できるものではないのですが、意味は分からなくても、その響きとあきやまさんの絵のコラボレーションでたまらない一冊になるはずです。
特に、この作品では、まんぼう、いか、さめといったキャラクターの表情がとても豊かなので、充分に楽しめると思います。

このシリーズは、6冊出ていますが、赤ちゃんにぜひ読み聞かせして欲しい推薦本です。

あきやまただしさんの作品だったのでこの絵本を選びました。短い文章だったので娘も集中して聞く事が出来ました。分厚い紙で作られていたので娘にも安心してページをめくらせることが出来て、娘も喜んでいました。絵の輪郭が太の黒い線で描かれていたのも絵を捉えやすくて良いと思いました。言葉の韻が踏んであるのも良かったです。楽しく読めました。

まんぼうの「ぼう」という音のついた言葉遊び絵本。
以前読んだ「かめかめ　かもめ」と同じ「あかちゃんすくすく絵本」シリーズの一冊です。

さて、「ぼう」のつく言葉思いつきますか？

まんぼうくんの　すきな　こと
それは　スケボー

こわいのは？

すきなたべものは？

まんぼうくんの　ともだちは？　

いっしょに　あそぶときは？

わからなかったひとも、わかったひとも絵本を読んでみてください。
そして、子供と一緒にことば遊びをしてみて！