4歳7ヶ月の息子に読んでやりました。やどかりの貝が小さくなったので大きいものへと換えるにあたり、お友達がいっぱいできます。それを1年かけて丁寧に追っていきます。
実際にはそんなに時間はかからないのでしょうが、ストーリー上これがおもしろい。ひとつひとつ丁寧に増えていき、そしてそれが子供に時間を刻むように浸透させていくのです。おもしろい演出だと思いましたね。そしてその増えていくおともだちもとてもユニーク。貝が地味なのでにぎやかにさせたいという理由ですが、いろんな角度で、いろんな形のお友達が少しずつ増えていくのです。息子にも十分理解できたみたいで、少しずつにぎやかになっていくその姿がおもしろいと感じられていました。残念なのは、1年たったとたんまた貝が小さいのでお引越しが必要になってしまうこと。またやり直し?とこちらは感じてしまいましたが、息子にはどう感じたのでしょうか?終わりはスタートの始まり?