「ほんとに ほんと」 なかなかよいと思う みんなの声

デイジー、スパイになる、が気に入った５歳娘が図書館で自力で探して借りてきた一冊です。
ほんとにほんと？？私がシッターさんなら、デイジーのお母さんに怒られないように気づいた時点でデイジーのやりたい放題をとめちゃう、、かも。けど、お話としてはよき理解者がいてよかったね！という気持ちになりました。子供たちは、繰り返されるほんとにほんと？のやりとりが面白かったようです。

ママが留守のため、デイジーの面倒を見てくれるおねえさんが家に来ます。
そこでやりたい放題のデイジー！
デイジーのうそ、ほんのちょっとのうそ…なの？
読み聞かせをしていた子供は聞きながらニンマリ、楽しそうでした。
「私の家にもこのおねえさんに来てほしい」ですって！

小2娘がデイジーシリーズとデービットシリーズが大好きです。
デイジーは女の子だけどこの『ほんとにほんと』も今回とても破天荒です。
とても大笑いしながら喜んでデイジーの悪ぶりを楽しんでいる娘です。
自分の娘だったら･･･と思いますが、アメリカンなおはなし（ちょっとありえない）なので日本のお話にはない感じですが、それが娘にはツボのようです。
何度もデイジーシリーズを借りてきます。

息子が図書館で選びました。

子供が嘘をつくお話なので、親としては正直息子の反応が心配でした。
息子は「ダメじゃん！ダメだよねぇ！！」と正義感炸裂させ
大興奮して聞いていました。
良かった〜〜。少し安心しました。

でもきっと子供なら誰しも一度やってみたい嘘ばかりです。
私も子供のころ好きなおやつ一杯食べたり夜更かししたり
したくてしたくて･･･でしたもの。

息子ももう少し大きくなると嘘も覚えるのでしょうね。。

親としてはハラハラしますが
子供にとっては夢のあるお話だと思いました。

読み終わって、思わずニヤッとしました。
この女の子は、多分、いつもしぶしぶお母さんの言うことをきいているのでしょう。お母さんが留守にする間、ほんのちょっと女の子はうそをつきます。
大人にとっては、子供のうそですもの。人を傷つけたりするうそでなければ、寛容になれます。
でも、読み聞かせをしたうちの子供は、何度もうそをつく女の子が嫌なようでした。
こういう話を反面教師にして、できればうそをつくことを嫌がる子供になってほしいです。

お母さんが出かけた後、残ったのは、一緒にお留守番してくれるお姉さんと、デイジーだけ。
これはチャンス！
いつもは、お母さんの目が光っているでしょうから。
デイジーはやりたい放題。
食べたいものを食べ、思う存分テレビを見、夜更かしをし、お風呂にも入らない、服は着替えない。
一度でいいからすき放題、自分の思うようにやってみたい。その願いがかなえられた１日。
聞いている子どもたちも、にんまりでした。
自分たちだって、やってみたいと思っていることばかりでしょうから。
最後の感想は、いいなぁ、デイジー。

表紙のデイジーは憎めないほど
笑顔で...。ところが
お母さんの留守にやってきたベビーシッターの
アンジェラには嘘ばっかり...。
アンジェラはデイジーの嘘を見抜いていたのか
それとも「あぁ。そうなんだ」って
鵜呑みしていたのか。
普段できないことしたかったのね、きっと。
それにしてもお母さんから渡されていたメモを
飲み込んでしまうほどなんだろうか？
ちょっとビックリ仰天の行為かも。
アンジェラが優しいお姉さんでよかったね、デイジー。
でも今度同じ手口は通用しないかもよ。

娘にはすごく楽しかった本のようです。初めにデイジーがないか紙を食べていたので何をしていたのかすごく気になっていたのですがなぞは最後に解けて、なるほどと思ってしまった。最後までほんとにほんと！という感じだったのには驚きました。子供の夢の話のようでした。

たまには外国の絵本もいいかなと思って読みました。
読み進むたびに正直者の私にはどきどきはらはらの連続でした。
これは、ほんのちょっとのうそなの？
・・・そうなんだ。
子どもにとっては、ほんのちょっとのうそなのね。
そうか。
でもでも、それを信じているのか許しているのか、、
おるすばんのおねえさん、アンジェラもすごい。
きっとデイジーにとって、忘れられない宝物のような一日だったのでしょうね。
カチンコチン頭の私では、アンジェラのようにできないわ。
これは絵本の世界なのかしら？
実話なのかしら。。。？

デイジーちゃんはお留守番をすることになりました。
おうちには留守番のお姉さん・・ベビーシッターさんですね・・のアンジェラがやってきました。
デイジーちゃんはおやつも、飲み物も、寝る時間も
アンジェラさんに嘘を言います。
そのたびにアンジェラさんはおかしいと思い「ほんと？」と尋ねます。
するとデイジーちゃんは「ほんと、ほんと」と答えます｡
お母さんが戻って来るまで１日この調子。
でもこれで終わらないのがこの絵本の面白いところで、
最後にアンジェラさんの心の広さがわかるというか
子ども心をよく理解してるな〜というオチがついています。
こんな素敵なベビーシッターさんが一緒にいたら
子どもは最高のお留守番ができるでしょうね。