「かえってきた へんしんトンネル」 なかなかよいと思う みんなの声

へんしんトンネルシリーズは子供たちみんな大好きですよね。
全シリーズが学級文庫として置いてある教室もありますし、大勢での読み聞かせなどでも盛り上がります。
「かえってきた」へんしんトンネルも、楽しいですね。
もうネタ切れ？なんて思っていたら、そんなことないですね。まだまだありそうな予感です。

シリーズ１４作目。
読み手も聞き手もわかってるよね。みたいなフレンドリーなタイトルで好感が持てます。
ページをめくると「へんしんトンネル」が“ジャーン！”って、まさにジャーンと描かれています。
最初に登場するのはにわとり。この子はトサカが小さくて体形も丸いから雌鶏でしょうか？わたしも子どものころはにわとりのことを「にわにわ」と呼んでました。懐かし〜と、思っていると、次のページではワニが出現！
このテンポはあきやまさんならではで、楽しいです。

最後に「まんたろう」が「タロウマン」変身して終わるのは、もしかしたら“帰ってきたウルトラマン”っぽくして終わりたかったのかなぁ（笑）

少し前に『へんしんトンネル』を息子に見せたら、すごく反応が良くて、遊ぶ時もへんしんトンネルのまねをして遊んだりしていたので、続編が出ていることを知り、図書館で借りました。

やはり、とってもお気に入りのようです！
いくつもシリーズが出ているからか、
登場してくる言葉は、無理やり感があるものもあったり（バラちゃん→ちゃんばら、まんたろう→タロウマンなど）息子には難しい言葉もありましたが、子供にはそんなことは関係なく、すっと頭にはいっていったようでした。

へんしんトンネルの言葉のバリエーションもたくさん覚えて、自分でオリジナルのへんしんトンネルを考えて遊ぶようになりました。
といっても、まだ2歳なので言葉がうまくひっくり返るものではなく、
『てんぐてんぐてんぐ、、、てんぐ！！』といったかんじで、
言い方だけのマネッこですが。

シリーズがたくさんでているので、歴代のキャラクターたちもでているのかな？他のシリーズも読んでいると、新たな発見があってもっと楽しめるのかもしれませんね。

あそびの世界と言葉の世界を広げてくれる、すてきな本です！