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山へ栗ひろいにでかけたお寺の小僧は、夢中で拾ううちに道に迷ってしまいます。おばばの住む小さな家にたどり着き、一晩泊めてもらうことに。でもそのおばばは人間ではなく、食べられそうになった小僧は何とか逃げだそうとします。お話の途中、小僧を追いかけてやってくるおばばに子どもは怖がってしまいました。寝る前の読み聞かせには向かないと思いました。
投稿日:2020/11/08
三枚のお札と同じ話でした。 絵は、とても怖いです。 三枚のお札の山姥より、この絵本の山姥の方が最初から危険人物な感じがします。 カエルを食べたり、頭皮からミミズやムカデがでてきたり、長い舌で小僧の頭をペナーンペナーンと舐める所とかぶるぶるしてしまいます。 子ども達は三枚のお札の方が好きだといっていました。
投稿日:2019/01/17
稲田和子さんがおはなしの再話を書かれています。 ところどころで使われているお国言葉から考えて、 越後(新潟)辺りの「三枚のお札」類似系の再話みたいですね。 具体的にどこのあたりの昔話なのか、作品の後書きとかに書いてあれば、読み手としてすごく助かるのですが、こういう昔話を扱った本としては珍しく、そういうことは書かれていませんでした。 よく見聞きする「三枚のお札」のおはなしと大きく違うところは、和尚さんがお札をくれたのではなく、「便所の神様」が3つの玉をくれたこと。 あとは登場したおばばの描写が結構細かいところでしょうか。 確かにこんな気持ちの悪いところさっさと逃げたしたくなるなと、思いましたもん。 太田大八さんの挿絵なので、昔話絵本としては安心して楽しめるし、見ごたえがあります。
投稿日:2015/10/04
自分が子供の頃に慣れ親しんでお気に入りの昔話のひとつだったお話にどことなく似ていました。・・・というか、ほとんど一緒!? そう、「三枚のお札」のパロディのように思うのは、気のせいでしょうか? これは、これは、言い伝えられた日本の昔話なのでしょうか?
投稿日:2014/05/29
『さんまいのおふだ』とほとんど同じなので新鮮味には欠けるのですが、描き方、おばばのねちっこさ、独特な言い回しが、気になる絵本でした。 湖を出しておばばの行く手を邪魔しても…、水をのみほされたら、次に火事を起こしても消されてしまうでしょう。 こぞうがやっとの思いでお寺にかけ戻ったのに、和尚さんのモタモタぶりは何でしょう。 そのお陰で展開はスリリングでした。 けっこう怖いかもしれません。
投稿日:2014/05/30
「三枚のおふだ」の話に似ています。 お札が、青い玉、赤い玉、白い玉に変わっているところが違います。 ただ、おばあさんが本当におどろおどろしい。 虫を食べたり、小僧をペロンペロンとなめたり。。。 絵本で、目が釣りあがって口が裂けたちょっと怖いおばあさんの絵の描いてあるものより、文章でもリアルさが追求されていて、子供も真剣な顔で聞いていました。
投稿日:2012/04/20
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