今まで、私の脳内では、ばばばあちゃんは、ちょっと洋風なかんじのするお話、と思っていたのですが、
この絵本は、思いっきり日本テイストです。
おおくじらが海岸で寝ていて困っている、と聞いて、ばばばあちゃんは、さっそく起こしに出かけます。
え、それって…くじらさんの命があぶないのでは…と心配になった私。
(よく、弱った鯨が浜辺に打ち上げられるニュースを目にしますから)
でも、大丈夫、本当にこの絵本では、眠っているのです。
さあ、あのばばばあちゃん。今度は何を使って、問題を解決してくれるのでしょうか?
ねじり鉢巻をきりりとしめた、ばばばあちゃん。
粋で、頼りがいのあるおばあちゃんですね。
息子は、幼稚園での盆踊りを想像したらしく、この絵本はおおうけでした。
私も、カニやエビ、イワシも総出でまつりを始めるシーンは、思わず「おおっ」と声が出てしまいました。
それにしても、ばばばあちゃん。
あなたの体力には感服しました。
そのパワー私にも分けてほしい…なんて言ったら、
「なあに言ってんだい、元気だしな、ホラ!」と花火や太鼓を思いっきり耳元で打ち鳴らされそうな気がしてきました。