大石誠さんの作品は小学校低学年の教科書などにも登場することがあるので、知っている子どもたちも多いと思います。
この本は昭和44年(1969年)初版とあります。ざっと40年前の作品ですね。
もりたろうさんが車を買いに行ったページを見て、当時の新車のお値段が分かって面白かったです。
今は自転車ですら1万くらいするのに、当時の車の値段はびっくりするくらいの価格です。
絵も字もはっきりとして見やすく、ストーリーはよくあるパターンで、先は読めてしまいますが、幼稚園や低学年の車が好きなお子さんなら、色々なショットから描かれている車や、今はあまり見ることのできないタイプの車種に胸躍るのではないでしょうか?