何やら不穏な空気を感じさせる始まり。
でも、厳重に厳重に守られるひみつの計画。でも、最後は楽しいひみつがあらわになって終わるんだろうなと思っていましたが、そうはなりませんでした。
読み進めるうちに、ひみつの計画ってあれのことかと思い至り、そしてあとがきを読んで、これが実際に行われたことをもとに書かれたと知ってびっくり。
アメリカに住む方によってこの本が書かれたことの意義は大きいのではないのでしょうか。
子どもにとって難しい内容の本だと思いますが、世界中の子に読んで欲しいです。
読む子の年齢によって感じること、考えること、理解できることは違ってくるでしょうが、子どものうちから核について考えて、話あえるきっかけを作ってくれる本だと思います。