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だいこんどのむかしなかなかよいと思う みんなの声

だいこんどのむかし 作:渡辺節子
絵:二俣 英五郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1992年
ISBN:9784593562015
評価スコア 4.57
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  • 人の気持ちがよく分かる

    だいこんど、の昔話という意味だと思ってましたが、

    だいこん殿、つまり大根のお話でした。

    ぱっと見、大きなかぶに似たような絵ですが

    全然違います。

    一本だけ大きく育った大根を

    大事に育てるお話です。

    なぜか作物が全然育たない中、

    大根一本だけがどんどん大きくなり、

    その一本のために

    肥料をせっせと運ぶ日々が続きました。

    この大根は村を守ってくれていましたが、

    みんな肥料をやるのがだんだん面倒になり、

    無駄だと感じるようになり、

    もうどっか行ってくれと追い出しました。

    それからの村と言ったら天候に恵まれず

    みんな苦労しました。

    だいこんどの、帰ってきてくれー。

    帰ってくるわけないか、、、

    投稿日:2020/08/26

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  • 方言まじりの文章と素朴な絵

    小学校の朝の読み聞かせで読んでもらったらしく、1年生の娘が面白かったと教えてくれました。
    大きく大きく育った「だいこんどの」おはなし。はじめはありがたがった村人たち。でも慣れてしまうとそのありがたみも薄れてしまって・・・
    方言まじりの温かみのある文章と、素朴な絵が、なんとも昔話らしい絵本です。ハッピーエンドでないところも、いいです。

    投稿日:2015/03/04

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  • 当たり前は大切

    ビックリするほど大きな「だいこんどの」です。
    「だいこんどの」のおかげで穏やかな気候になったのに、慣れてしまうと感謝の気持ちがなくなるものですね。残念ですね。
    後悔しても、もう遅い。
    「だいこんどの」の背中が、寂しそうでした。

    投稿日:2014/12/21

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  • 「あたりまえ」の大切さ

    • だかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    ほのぼのとした素敵な絵が昔話にとてもあっていて良かったです。読んでみると、「おおきなかぶ」を思わせるところもあったりして。

    大きく育った1本の大根どの。

    初めはとても大切にされていて、村を守ってくれていたのに、村人たちはだんだんとあたりまえのことでありがたい思いが薄れていって、ついには村から追い出してしまうことに。

    すごく分かりやすく書かれていますが、結構日常生活に当てはまるところがある気がしますし、教訓的なお話だとも感じました。出て行った大根どのはついに帰って来ませんが、そのあたりも現実的な感じでしょうか。帰って来て村人たちも謝って大切にしました、ではないところが昔話の厳しさでもあり、良さでもあるのかな〜なんて思いました。

    「あたりまえ」なことに感謝して、大切なものを失わないようにできるといいなと大人の私としては思いました。

    子どもたちはそんな深読みはしなくていいと思いますが、大切なものを失わないように感謝できる心を持ってくれたらと思います。
    大根どのはどこに行ったのかな?と言っていました。

    投稿日:2012/10/18

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  • おおきなかぶの親戚

    おおきなかぶのお話が大好きな息子が選びました。
    ちょっと昔話の言い回しなので5歳の息子には
    理解しにくかったようなので、
    現代風にわかりやすく読みました。

    最後、だいこんどのはどこかへ行ってしまいますが
    その姿が印象的でした。
    息子は、どうしてどっか行っちゃったの?と不思議がっていました。

    投稿日:2010/12/06

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