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あまのいわとなかなかよいと思う みんなの声

あまのいわと 文:舟崎 克彦
絵:赤羽 末吉
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1995年10月
ISBN:9784251008220
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,360
みんなの声 総数 9
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  • たぢからおのみこと!

    もうすぐ幼稚園の合宿で戸隠に行く娘は、この絵本を読むのを
    楽しみにしていました(天岩戸が飛んできて戸隠山になったと言われて
    いるのです)。中でも手力男の神の登場をわくわくしながら待って
    いました(笑。力自慢の娘は「死んだらたぢからおのみことになりたい」
    と七夕の短冊に書いたほどですので)。
    もう、主役の天照大御神や、須佐之男など全く眼中にありませんでした(笑)。
    ちょっと残念だったのは、戸隠伝説になっている「天岩戸が飛んでいった」
    という物語にはなっていなかったこと。この絵本の中では手力男が、天照大御神
    の手をひっぱって岩戸から引きずり出した、と書かれていました。

    それにしても、神話ってダイナミックで楽しいですねえ。
    娘は因幡の白兎の話もとても気にしていますのでもちろん読むつもり
    ですが、まず次は『やまたのおろち』ですね。怖がるかな?

    投稿日:2012/07/20

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  • スサノオって・・・

    • AAさん
    • 40代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子10歳、女の子8歳

    「やまたのおろち」ではあんなに活躍し、英雄のように思っていたスサノオの本性が描かれています。
    「確かに、乱暴もので追放されたと書いてあったけど、ここまで悪かったの?」
    という感想を子供と言い合いました。ちょっとひどいなあと感じさせる内容は、日本の昔話でもよくある感覚です。

    そしてここからが面白かったのですが、姉のアマテラスが弟の横暴を見るに見かねてあまのいわとに引きこもってしまいます。
    アマテラスは日の神だから、世の中が真っ暗になってみんなが困ってしまい、何とか出てきてもらおうと神々が画策します。
    そのやりとりが面白いです。
    そして、外の様子をどうしても見たくて仕方なかったアマテラスが隙間をあけてしまうところが、とてもかわいらしく感じました。

    このお話を読んでアマテラスが神々の中でも特に偉大な神様だったのだろうなと感じました。

    私は子供のころギリシャ神話にはまりましたが、日本の神話もこんなに面白かったんだと今更気づきました。

    投稿日:2012/05/02

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