いよいよ第5巻になり、その後オオクニヌシがどうなったか気になりながら読みました。
兄弟たちから逃げるために黄泉の国へ行きスサノオと会います。
自分の娘スセリ姫が好きになってしまった嫉妬からかスサノオはオオクニヌシに数々の試練を課します。
スサノオの本性を思い出せば、試練なのかただの嫉妬なのかは分かりませんが。
その試練をスセリ姫の助けをかりながら乗り越えて行き、最後はかけおちのように姫と結ばれる過程は物語的に子供にも面白かったようです。
ただ
「でも、前の本で結婚した女の人はどうなったん?(ヤカミ姫)」
という大きな疑問を残しました。
この本を読み終えたときは、黄泉の国へ行った時点で生きていた世界とはリセットされたんだと私は思っていたのですが、ちょっと調べたらオオクニヌシには奥さんが沢山いたようです。
昔の神様の話だし、そういうことなのか?
と思いつつも、女としては「なんだかなあ〜。」
と思ってしまいました。
そのくらい、オオクニヌシが素敵な男性の神様だったんでしょうね。