「なにがみえるの？」 なかなかよいと思う みんなの声

うさぎさん、なにがみえるの？と聞いて、隣にくまの足があります。
次はうさぎさん、くまさん、なにがみえるの？とくれば何かまた動物の手足が出てるのかと思いきや、何もヒントなし。木が見えて、鳥が見えて、キツネが見えて、、、うさぎとくまが主人公なんですね。展開が意外でした。

最後のページは折りたたみで「海が見える！」というシーン。うさぎとくまが登った木がなんて高いのかしら！とびっくりしました。

うちでは何が出てくるか当てさせましたが、そんな遊び方でも楽しめます。子供は、「動物が可愛い」と喜んでいました。

1歳くらいから4歳くらいまで楽しめると思います。

縦開きの絵本です。
うさぎさんとくまさんが木に登っていきます。上にいくたびに広がる風景。
特にストーリーがあるわけではないので、4歳の娘はたいして興味なさそうに見ていましたが、上下両方向に開くページには「わー」と歓声。
遠くまで見えて本当に気持ち良さそう。大きな木とそのまわりの動物たちも丁寧に描かれていて、すみずみまでじっくり見て楽しみました。
優しい色あいがぽかぽかと春を思わせる暖かさで、動物たちはふわふわした毛並みと黒い目がとてもかわいい。
動物に興味津々の1歳の下の娘はくまさんに大興奮で、「わんわん、わんわん」と言いながら（動物はまだ全部わんわんなのです・・・）手を伸ばしていました。

この絵本は縦に開きます。
うさぎさん、くまさん、何が見えるの？
高い木を上ると色んな物が見えてきます。

少し背を伸ばすと見えるものがある。
少し高い所へ上ると見えるものがある。
もっと高い所、もっともっと高い所、登れば登るほど見えてくれるものが増えてきますよね＾＾

うさぎさんとくまさんと一緒になって色々なものを発見していくのが楽しいです。
お話だけでなく絵だけでも楽しめます。
特に、上にも下にも開くしかけのページはすごい！
なんと娘の背よりも大きなページになっていて迫力があります。
動物たちがそれぞれ色々な事をしていたり、景色も綺麗で見ごたえがありよかったです。