「あかちゃんのおと」 なかなかよいと思う みんなの声

「あかちゃんのおと」というタイトルにひかれて図書館で借りました。
確かに、あかちゃんの音がたくさん出ています。
そしてそれらはどれも繰り返しの音なのです。
「びりびり」「ぺろぺろ」「がらがら」など。
音の響きがおもしろくて子供もよく聞いていました。

6ヶ月の娘に読んでやりました。赤ちゃんにかかわるいろんな音がかわいらしく紹介されている絵本ですが、隣で聞いている4歳のお兄ちゃんのほうが、うんうん、うなずいていました。当の本人にはよくわからないみたいで、本をぱんぱんたたきながら、よろこんでいるだけ。赤ちゃんってこういう音なんだよねーとしみじみ味わっている兄貴をみて、こちらはくすくす笑っちゃいました。本人より他人のほうが理解できる音なのかも・・・。きょうだいに読んであげるといい一冊ですね。

赤ちゃん親子のおはなし会用にセレクト。
赤ちゃんの周りの音がたくさん登場します。
それらは全て、「赤ちゃんの音」。
これは素敵な視点です。
小さい子向けのおはなし会を担当するようになって、
擬音語の大切さを伝えるよう心がけています。
擬音語に耳を澄ませ、復唱すること、意識することで、
赤ちゃんは感性を育み、親は赤ちゃんとの時間を楽しむ空間にできるからです。
びりびりびり、ちゃぷちゃぷちゃぷ・・・。
言葉のエネルギーを感じます。
お父さんが登場するのも嬉しいです。
ラストの文章、しっかりと体感して欲しいです。

もうすぐ2歳の娘と5歳の息子と「そうそうするよね〜」「なにが楽しいの？」と話しながら読んでいるこの本。
あかちゃんのおとという表現もかわいらしいですよね。
なんでもなめちゃうぺろぺろ、おしっこしちゃうしーしーとかそうそう小さいときそうだった〜と大人のほうが思い出にひたりながら読んでしまいます。
もう少し娘が大きくなったらまた読んで聞かせたいな〜と思います。

大好きなみやにしたつやさんの、他のシリーズとは、ちょっと異色のかわいらしい絵本です。

そうそう、あかちゃんって、こんな音出すよね〜。
こんなことするよね〜。
・・・と、次女と笑いながら読みました。
おっぱいのシーンは照れ臭そうでした（笑）。
ずいぶん、大きくなるまで、吸いついてたのに〜（爆）。

色合いも大きさもかわいく、なかなかいですよ〜♪

あ、でも、私、読むまで、なぜか・・・
『あかちゃんの音』ではなく、『あかちゃんノート』だと勘違いしてました〜（汗爆）。

あかちゃんの出す音、
かちゃかちゃ（おもちゃの音）
びりびり（紙を破く音）
しーしー（おしっこの音）
など、あかちゃんが出す様々な音が描かれています。
我が家にも赤ちゃんがいて、上の子どもとこの絵本を読みながら、「こんな音もだすよね。」といいながら楽しみました。

思わず「そうそう！」って言ってしまいたくなる絵本。
あかちゃんの可愛いしぐさが
色んな音と一緒に紹介されてます。
がらがらを振ったり、おもちゃをぺろぺろ舐めたり
おしっこしーしーや、おっぱいちゅうちゅう。
赤ちゃんの行動って、音と一緒にあるんだなって思います。
現役の（？）赤ちゃんは勿論、
もうちょっと大きくなっても
この絵本を見ながら「赤ちゃんって可愛いね」
お話しするのも楽しいと思います。