オレンジの箱とともに輸出されてきたらしい謎の生き物がチェブラーシュカと名づけられ、動物園も満員だからとお店の宣伝係として古い電話ボックスを家としてもらうことに、、、。友達が欲しいワニのゲーナは募集広告を出しますが、ガーリャという女の子と、チェブラーシュカが遊びにきます。小さくて可愛いと育ててもらった子犬のトービクが大きくなって可愛くなくなったからと捨てられてしまい、チェブラーシュカと道端で出あって、友達を欲しがっていたライオンのチャンドルに引き合わせます。それがきっかけとなり、たくさんの友達と一緒に「なかよしの家」を作り、友達が欲しい人同士を引き合わせることに。
「ビブリア古書堂の事件手帖」で出てきたところから、詳しい話を読んでみたくなって読んだのですが、細かい設定が分かってなかなかよかったです。中の挿絵も私たちが良く知るチェブラーシュカの絵なので、分かりやすいです。なかよしの友達を探すというのは実は難しいけど、なんとか友情をはぐくんでいく姿はなんだか、癒されます。
あと、意地悪ばあさんのシャパクリャークを風船で飛ばしてしまったり、結構ワンパクなこともしているので無害そうなチェブラーシュカのいろんな面を見れたのは興味深かったです。