新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

たなばたさまなかなかよいと思う みんなの声

たなばたさま 作:住井すゑ
絵:滝平 二郎
出版社:復刊ドットコム
税込価格:\1,980
発行日:2007年02月
ISBN:9784835442860
評価スコア 4.11
評価ランキング 26,829
みんなの声 総数 8
「たなばたさま」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

なかなかよいと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 意外な七夕

    恋人として日本では知られる七夕星の、中国でのお話。

    実は二人は滅びた王家の子、兄妹だったのです。星になった母のように、星になりたいと必死で働くうち、星になった、、、、

    意外なストーリーについひきこまれます。

    中国で聞いたらどういう話なのか、中国人と話をしてみたい気がします。

    投稿日:2017/07/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 兄妹愛と労働観

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    七夕の由来のお話なのですが、マイナーな民話の再話か、オリジナルストーリーでしょうか。
    よく知られているお話とは趣が違います。
    中国山西省の地主、王(ワン)家に白光(はくこう)、紅華(こうか)という兄妹がいたのですが、
    両親は不意打ちにあい、屋敷とともに落命します。
    母の機転で生き延びた兄妹は、母の教えに従い、川下の領主に奴隷として仕えるのです。
    奴隷という過酷な環境にいながらも、母の遺言を守り、懸命に生きる兄妹が健気です。
    ひたすら天の星になることを願う兄妹の姿は神々しいばかりです。
    通説の夫婦愛ではありませんが、兄妹愛が素晴らしいです。
    奴隷という立場を悲観するのではなく、労働の喜びを感じるあたりも
    素晴らしいと思います。
    滝平二郎さんの切り絵がそれはそれは美しいです。

    投稿日:2011/07/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • ところかわれば・・・

    育った家柄も身分も隠してどれとなった兄妹が、
    天の星になった母に会う、うれしさや奴隷であるが故に
    悲しい思いをしたことを読むと、私たちがよく耳にする
    織り姫や彦星のお話しとは違った、奴隷などが登場する
    辛くて険しい社会を背景に悲しくなるおはなしでした。

    挿絵も「花さき山」や「モチモチの木」でお馴染みの
    滝平二郎さんが担当されていて、兄妹の思いや風景が
    きれいに映し出されています。
    ところ変われば悲しい七夕のお話。と言った感じなのですが
    兄妹愛の素晴らしさも感じた作品でした。

    投稿日:2007/07/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • こんな「たなばたさま」のお話もあります。

    息子が図書館で見つけてきました。てっきり織姫と彦星の話かと思ったのですが、舞台は中国大陸のお話。地主の王家(ワンケ)二人の兄妹・白光と紅華は家に攻め込まれ、母に逃げるように言われ、家を出ます。

    兄妹が身分を隠し、奴隷となって働く姿は森鴎外の「安寿と厨子王」を連想させます。所変わっても「たなばたさま」にまつわる話は悲しいお話だと思いました。作品のベースには、奴隷解放や平等への願いがあるように感じました。たなばたの時期にオススメします。

    投稿日:2007/05/25

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ねこはるすばん
    ねこはるすばん
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもったら、? 留守番の間に、こっそり猫の街にでかけて


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(8人)

絵本の評価(4.11)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット