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急行「北極号」なかなかよいと思う みんなの声

急行「北極号」 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2003年11月
ISBN:9784751519998
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 88
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  • 四年生の読み聞かせで使いました

    • くりこきなこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子5歳、男の子1歳

    もともと電車好きの長男にと思って購入した本です。
    話は少し長めですが、保育園の年中の頃からよく読んで?と持ってきていました。
    先月、四年生の読み聞かせの担当になったので、季節柄この本を持参して教室に向かいました。一部の子は「映画で見た」という声も聞かれました。興味のない子もいた様子で、教室内は若干ざわつきながらの読み聞かせでした。読む前に、「みんなはサンタクロースを信じてる?」と小学四年生の意識調査をすれば良かったな…ネットで調べると、年少・年中の信じてる率は100パーセント!!だとか笑笑。なんとも微笑ましい結果ですね★

    投稿日:2019/12/18

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  • クリスマスの読み聞かせで

    小学校2年生の読み聞かせボランティア、ちょうどクリスマスイブの朝に当番が回ってきたので、クリスマスネタの絵本にしようと思っていたところに、この本を見つけました。
    『急行「深夜特急」』は翻訳本のせいか、描写が難しいかなと思ったのですが、それがかえって子供たちのイメージを膨らませるいい要素になったような気がします。絵がリアルでとてもきれい。子供たちの前で絵本を開くと、その距離がちょうどよくて、まるで額に入った絵を見るようです。「である調」の少し硬い表現が、何となく凛とした空気を醸し出していました。
    クリスマスのお話かな〜?という子供たちの期待もあったようで、少しざわついた雰囲気の中で読み始めましたが、ページをめくるたびにぐんぐんとみんなが引き込まれていくのを、読みながら感じました。声のトーンを上げたり下げたりしながら読むと、教室はまるで北極点の街のように緊張感が漂いました。
    クリスマスの本ですが、幼稚すぎず、きれいな情景とワクワク感がストンと心に落とし込まれるような絵本です。そして最後は、安心とうれしさが込み上げてくるような…。
    大人が読んでも素敵ですが、きっと心のきれいな子供たちのほうが、感じ方がより鮮明なのかもしれませんね。
    読み終わったあと、子供たちに「みんなには、鈴の音が聞こえるかな?」と、そっと聞いてみたら、コックリとうなずく子が何人かいました。なんだかとても純粋で、うれしくなりました。

    投稿日:2008/12/24

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    1
  • 静かなクリスマス

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    6年生の読み語りの時間に読みました。

    クリスマス前なので、何かクリスマスなものを・・・と選んだのですが、賑やかなクリスマスとは雰囲気の違う、とても静かに語られるお
    話です。

    急行「北極号」は子供たちを乗せ いざ北極点へ。
    そこでサンタクロースから、今年のプレゼント第1号をもらったのは
    僕。 なんでも欲しいものがもらえると思って・・・のくだりから、
    ついつい無茶な要求かと思いきや、「そりについた銀の鈴」。
    素敵です。
    サンタさんからもらえるプレゼントの中でも1番の贈りものではないでしょうか★

    少し長めの、淡々と語るような僕の話ですが、時折6年生の子たちに
    緊張のような沈黙を何度となく感じました。

    もう信じちゃいない?かなぁ? 
    でも、大人になってもクリスマスは楽しいんです。きっと信じていた頃の、あの不思議な気持ちが、ココロのどこかに残っているからだと思います。(だから大人も、子供にサンタさんを信じさせてあげるんですよねっ♪)

    投稿日:2011/12/07

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  • 懐かしい気持ちになる…

    • たまなこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 7歳、4歳

    もうサンタさんのことなんて信じていないかもしれないけど…6年生の読み聞かせで読みました。

    もう信じていない子にこそ読んでもらって、信じていた時のドキドキ、ワクワクする気持ちをもう一度味わってもらえるのではないかと思います。

    これを読んでから更に映画になった「ポーラーエクスプレス」を観ると頭の中で描いていた世界が映像になっているので、また楽しめると思います。

    まだサンタさんを信じている時期に読んでみて、数年経ってサンタさんの存在を信じなくなった時期にもう一度読むと何だか懐かしいような、違う気持ちで読めると思います。

    ゆっくり読んで13分位だったので朝の読み聞かせには丁度良い絵本でした。

    投稿日:2011/11/20

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  • 北極点

    大人っぽい雰囲気の、クリスマス絵本です。
    この本では、グリーンランドではなく北極点にサンタがいます。
    私は、その場所が気に入りました。
    グリーンランドだと「いつか行けるかも」と思えて、身近に感じる・現実感のある場所に思えます。
    でも、北極点には大人になっても行けません。
    限られた人しか行っていないのですから、サンタがいないとわかっている私にも「本当に、サンタがいるかも」と、思わせてくれました。

    投稿日:2011/10/23

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  • 濃厚なファンタジー

    オールズバーグの絵は、シャープさとは対極にある画法で味わいがある。
    写真でいうと、「眠い写真」とでもいうのだろうか、デジタル写真では作り出せない、単焦点で少し甘いフォーカスで作り上げる、昔懐かしい写真の世界。
    それだけに、言葉に出せない味わいがあるのである。
    そして、物語も少し濃厚な熟成タイプ。決してクリアなドライさではない。
    自分はワインのような絵本だと思う。

    この物語は、クリスマスにピッタリの絵本ではある。
    しかし、ストーリーと絵が微妙にずれているのはなぜだろう。
    とてもハイグレードな味わいである。
    そして、最後の鈴だけがやけにはっきり見えている。
    子どもの心に響く鈴。大人には聞こえない音。

    そうなのです。クリスマスは子どもの心でこそ幻想的で神秘的。
    サンタクロースの住む北極点にまで行けてしまう。
    この本は、少し赤みのある灯火の下でじっくりと読み聞かせるのに向いているような気がします。

    投稿日:2009/12/25

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  • 魅力的

    臨場感たっぷりの絵がとにかく魅力的だなと思いました。雪がしんしんと降る場面や光が雪にあたる場面などは息をのみました。クリスマスとは感謝する事も大切だけど、信じる事もとても大切な事なのだとこの絵本の主人公は教えてくれているような気がしました。主人公の手にした鈴が心に残りました。クリスマスの時期に読みたい絵本です。

    投稿日:2008/12/20

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  • 映画化にもなった絵本

    映画の方を先に観て、ポーラーエクスプレストレインライドのイベントに参加するため、絵本も買いました。絵がとても綺麗です。しかしお話は娘には少し難しかったのか、聞きながらも途中で飽きてしまいがちです。小さい子にはもっと短く切った文章の方が良いのでしょうね。でもお話はよく理解しています。子どもより大人の方がぐっと来る絵本かも知れません。

    投稿日:2008/12/09

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  • 私には聞こえたかな、その鈴の音

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子14歳、女の子12歳

    「北極号」で着いた北極点で、サンタのプレゼント第一号に選ばれたぼく。
    サンタのプレゼントにトナカイの引き具についている鈴をリクエスト。
    帰り道に失くしたと思っていたその鈴はツリーの後ろに箱に入って見つかった。

    その鈴の音は大人には聞こえない。
    子供の頃聞こえてた妹でも、大人になったら聞こえなくなっていた。

    大人になるって事は、そんな風に見えてた物が見えなくなり、聞こえてた音が聞こえなくなり、信じてた事が信じられなくなるって事…
    私達は色々な物をなくしながら大人になってきたのでしょうね。
    せめて夢や希望はなくさないで、生きて行きたいです。
    最後にそんな事を感じさせてくれる、ファンタジックなお話でした。
    大人にお奨めの一冊。

    極寒の中を走る北極号と湯気までみえそうな暖かなその車内。今回の作品もその絵の素晴らしさに感嘆でした。

    投稿日:2008/01/07

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  • ちょっと大人向けかも・・・

    絵がとても繊細で素敵な絵本です。機関車が大好きな三歳の息子が絵を最初に気に入って読んで欲しいといったのですが・・・・お話はちょっと難しかった様子。もう少し大きくなってお話がちゃんと理解できるようになってからだと、よかったな・・・・と思いました。どちらかというと、大人が読むファンタジーという感じでした。

    投稿日:2007/12/04

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