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ぎんのなみおどるなかなかよいと思う みんなの声

ぎんのなみおどる 作:今関 信子
絵:飯野 和好
出版社:朔北社
税込価格:\1,760
発行日:2003年
ISBN:9784860850005
評価スコア 4.17
評価ランキング 25,367
みんなの声 総数 5
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  • 島のたいこ

    このお話は、琵琶湖にある島に住んでいるこどもたちのお話でした。その子供たちがお祭りのために太鼓の練習をするのですが、その太鼓は昔は弁天さんが弾いていたものらしく、弁天さんと琵琶湖の魚たちが一晩重度った物だったのです。そんな気持ちになって一生懸命の演奏している姿が素敵でした。

    投稿日:2014/10/09

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  • 生活に密着した湖

    私が暮らしているところは、山や田んぼばかりで、海がありません。
    海のように大きな大きな湖もありません。
    だから、この絵本に描かれている琵琶湖と、琵琶湖の辺りで暮らす
    人々の様子はとても新鮮でした。
    以前、バイクツーリングで琵琶湖の近くを走ったことがあり、ほんとに
    大きいよなあ、海みたいだよなあと思ったことはありましたが、
    琵琶湖に浮かぶ島に小学校があるなんて知らなかったー!!
    「うみのこ」という名前の船があることも知りませんでした。
    琵琶湖は生活に密着した、大切な湖なのだなあ。
    いつかそのうち、娘にも、日本一大きな湖、琵琶湖を見せてあげたい
    です。そうして、琵琶湖でとれたお魚を食べたいです。

    投稿日:2013/09/05

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  • 地味ですが、地に足のついた作品

    琵琶湖近くに住む小学生のお話です。琵琶湖で漁業をしているようへいの一家の暮らしぶりがよくわかる本です。

    飯野和好もインパクトのある絵で、琵琶湖の漁の様子を描いています。漁業は天候に左右されるので、ようへいの一家は琵琶湖のことをよく観察しています。

    ようへいの祖母が話す昔話、弁天様が琵琶湖の魚を集めてうたげをもよおすというのは幻想的な気分がしました。

    ようへいたちが文化祭りで、大漁太鼓を力強く叩くのですが、琵琶湖の魚たちまで音が届くようにと演奏するのが、絵から音が本当に響いてくるかのような迫力を感じました。

    この絵本は沖島小学校での取材を通して書かれたようですが、ようへいが琵琶湖を愛し、魚に愛着を感じ、祖父や父を誇りに思っている様子が伝わってきました。

    地味ですが、地に足のついた作品で好感が持てました。

    投稿日:2007/07/05

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