「まほうつかい サンカクスキー」 なかなかよいと思う みんなの声

息子（小学校1年生）のクラスで読み聞かせしました。

魔法使いのおばあさんと小さい女の子のホノボノした雰囲気伝わってくるお話です。ストーリーは「読み聞かせ」には少しインパクトが弱い感じもしましたが、挿絵がとてもステキです。魔女がグルグルとほうきで飛び回るシーンの筆痕や、絵の具の上を引っかいたような跡を使った絵など、色彩豊かで、躍動感あふれる画調が内容を盛り上げてくれている感じがしました。

　本の題名を見て８歳の息子はピーンときたようで、はじめのページの
「まほうつかいの　サンカクスキーは　さんかくが　だいすき。」
を見て、勝ち誇ったように喜んでいました。
「さよならさんかく、またきてさーんかく」
が、知っている
「さよならさんかく、またきてしかく」
と違っていたのがまた楽しかったようです。
　一見こわそうなサンカクスキーなのに、れみとのやりとりに心が和みます。ちょっと楽しい魔法使いの絵本でした。

魔法使いと名前のつく題名にそそられました。

三角が好きな魔法使いのサンカクスキー。

遊びに行ったおうちの窓が三角という点がなるほどと思いました。

まほうつかいと一緒に遊んだらどんなことになる？って想像がつきませんでしたが、きっとこんな風なのかな？

遊び方がパワフルでちょっと驚きました。

もらったプレゼントで喜ぶサンカクスキーが無邪気でかわいいなと思いました。

さんかくが好きなまほうつかいのサンカクスキーと夜に遊んでいた女の子れみちゃんとの楽しいお話です。
サンカクスキーのじゅもんは『いちにのさんかく！』
呪文を唱えるとドキドキすることがいっぱいで私も夜更かししていたらサンカクスキーに会えるかな？って思うぐらいです。

絵もクレパスのひっかき画で暖かく、不思議な感じでお話の雰囲気に似合います。

最後はれみちゃんからのプレゼント。いちにのさんかく！で、出来ないけど心のこもったプレゼントでした。

おしまいのページもまほうつかいの日記が描いてあって・・魔法使い語は読みにくいけど・・いいページです。
忘れずに読んでほしいです。