ふきまんぶくってなにかな?と
思いながら表紙をめくると
東京都西多摩郡日の出村では
蕗のとうをふきまんぶくと呼ぶと
説明がありした。
まんぶくとはまんじゅうのことで、
蕗のとうはふっくらと丸くて
まんじゅうみたいだからだそうです。
そのふきまんぶくがテーマのお話です。
眠れない夜ふきちゃんという女の子は
縁側に出て向かいの山を見ていました。
一箇所だけきらきら光っていて
星がたくさん落ちたと思い行ってみたのです。
そのでふきと会話をしたのです。
ここから不思議な雰囲気になり
なんだかちょっと妙なお話になっていきます。
ふきちゃんと蕗のとうとの会話は
ちゃんと成り立っていたようで
季節が変わり時間が経ったあと、
またふきちゃんは会いに行ったのです。
絵がとにかくダイナミックで
ちょっと衝撃的ですが、
お話自体は子供は好きなんじゃないでしょうか。