「ハリーのセーター」 なかなかよいと思う みんなの声

以前どろんこハリーという作品を読んだ事があり、同主人公が登場するこの絵本に親近感が湧いたので選びました。主人公のセーターが本当に必要とする人の元に行って良かったと思いました。鳥のお母さんも我が子を温かく育てる事が出来て良かったと思いました。要らないから捨ててしまえという考えではなく必要とする人に利用してもらう事の大切さを学べる絵本でした。

私が子どものころから読み親しんでいる「どろんこハリー」同様、素敵なお話でした。

幼稚園に通うようになって「女の子らしい」、「男の子らしい」を強く意識するようになった娘にとって、ハリーの気持ちは痛いくらい伝わったようです。娘と私では随分と絵本を読む視点が違って、その点もおもしろかったです。

どろんこハリーのお話です。

おばあちゃんが編んでくれたセーターの柄が

気に入らなくて、出先でなんとか捨ててしまおうと

チャレンジします。

その行動がなんとも大胆！

なかなかうまくいきませんが、その都度ハーリーの顔と

子供たちの顔がすごいことになっています。

心優しいおばあちゃんにも注目してください。

そうだよねえ。確かにばらのもようのセーターは
ハリーには似合わないかもしれないなあ。
ハリーの気持ちもわかります。でもまわりのみんなはそんな
気持ちに気づいてくれなくて・・大変だったね。
編んでくれたおばあちゃんは、またばらのもようみたいなのを
編んできてくれたらどうしよう！？って思ったけれど、今度は
ハリーも気に入るセーターでよかったね♪
ハリーもでも、ばらのセーターは気に入らなくても
おばあちゃんに悪いなあって気持ちもあってよかったです。
とりさんもハッピーでハリーもハッピー。
そうしておばあちゃんもハッピーでうれしくなりました。

息子が3歳の時『どろんこハリー』を購入し、5歳になった今も読み続けています。このシリーズがとても好きなので、以前図書館で借りた『ハリーのセーター』を思い切って購入しました。
3，4歳の頃読んだときは、そんなに飛びつかなかったのですが、5歳になった今、おばさんがプレゼントしてくれたセーターをみんなが探しているのを見て、申し訳なく思うハリーの姿に年長さんの息子は共感しているようでした。ハリーの姿が読み手の子どもの姿と重なり、子供がハリーになった気持ちでこの絵本を楽しめるところがこの絵本の素敵なところだと思います。個人的にはいたずらっ子な男の子をもつママさんにお勧めします。

「どろんこハリー」のシリーズの中の１冊です。

ハリーのお誕生日に、おばあちゃんから薔薇の模様のセーターをもらいました。
しかし、その柄がどうしても気に入らない、ハリー。
どこかでそのセーターを捨ててしまおうと、頑張っちゃうんですが･･･

最後は、ホッとする結末が待っているので、良かったですが、気に入らないから「捨てる」は、ちょっと残念な気がするかな。。。

ともあれ、無駄にはならなかったので満足です！！

犬にもセーターがあるのですね。
しかも、ハリーはおばあちゃんの手作りですよ。
ところが、ハリーはあまり気に入っていない様子です。
外出先で、なんとか手放そうとあれこれやっています。

そのハリーの表情が面白いですよ。
セーターを置いてくるときは、いたずらっ子のような目。
セーターが帰ってきたときは、悔しそうな残念そうな顔です。
言葉がなくても、その表情が気持ちを全て表しているのだと思えます。

色の少ないシックな絵ですが、ハリーのかわいらしい表情は充分に伝わってきました。

ハリーはバラ模様のセーターをもらったけれど、気に入りません。
出かけ先で捨てようとするハリー。
その気持ち分かるな〜、今度こそ捨てれたらいいのにと思って読みすすめました。
好きでない服を着る気持ち、大人も子供もきっと共通なんだろうな。
好きではないセーターから糸がほつれて、その糸を鳥が・・・
ほどけた毛糸が綺麗に鳥の巣になって、しかもバラ模様まで！！
どうやって、バラ模様になったの？？と思うのは、大人だけなのかな〜
お話も絵も素敵な絵本です。

主人が息子に買ってきた絵本です。
主人が小さい頃「どろんこハリー」を持っていたらしく、
懐かしく、こちらの「ハリーのセーター」を選んだそうです。
ハリーの行動がかわいらしく、読んでて楽しいのですが、2歳の息子には長すぎたようで、最後までじっとは聞いていません。
もう少し大きくなってから読み聞かせしたいと思います。

おばあちゃんがプレゼントしてくれたバラ模様のセーターが気に入らないハリー。
確かにね、ハリーにバラ模様はちょっと似合わない・・・。
そこでハリーは捨てちゃおう！と悪戦苦闘します。気に入らないからってせっかくのプレゼントを捨てようとするのはちょっとどうかと思いますが、でもハリーの奮闘ぶりはかわいい。
デパートのペットショップや食料品売り場、花屋さんでセーターを置き去りにしようとしますが、そのたびに親切な人たちが届けてくれちゃいます。
がっかりしてあきらめかけたハリーですが、そこで思わぬ救世主が。
目的を達成したハリー、でもやっぱり罪悪感を感じてしっぽがちょろんとなるところがかわいいです。
ハリーを怒らないで、今度はちゃんと好みのセーターをプレゼントしてくれるおばあちゃんも素敵。
それにしても、ほどけて1本の毛糸になり、別の形でもまたバラの模様が再現される毛糸ってすごいなぁ。