地面の上ではねずみが、地面の下ではもぐらたちが、遠足をするお話です。地面の上から落ちたドングリが、地面の下のもぐらの頭に落っこちたり、土の下から蛇のしっぽをつかんだら地面の上に蛇の頭が出てねずみたちがびっくりしたり・・・、絶えず地面の上と下がつながり合っているところが面白いですね。
文章はとても少ないので、娘と色々と話しながら読み進めました。
一ページの中にも、あっちではこんな事をやっていたり、こっちではこんな事をやっていたりと、色々な出来事があります。文章というよりは絵を見て楽しむ絵本ですね。
もぐらとねずみたちが一緒にお芋を食べるという最後の場面も微笑ましかったです。