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くものこどもたちなかなかよいと思う みんなの声

くものこどもたち 作:ジョン・バーニンガム
訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1997年
ISBN:9784593503681
評価スコア 4.3
評価ランキング 20,391
みんなの声 総数 19
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  • 写真とイラストの融合

    写真とイラストが融合してできた不思議な絵本。空の美しい風景の写真と、ジョン・バーニンガムが描く軽やかなタッチの挿し絵がマッチしています。
    ストーリーも不思議な感じ。主人公の男の子がいきなり崖から落ちてしまったのにはビックリ。でもそのおかげで雲の子どもたちと出会うことができるのです。
    ラストシーンはとっても安心できるもので、ホッとしました。

    投稿日:2014/07/19

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  • 話がぶっ飛び過ぎかも

    くもの絵は、写真かな?そんな感じでした。

    お話の内容がちょっとぶっ飛び過ぎというか、

    うまくついていけない感じでした。

    それをどこまで理解できるか、子供には

    あまり伝わらないかもしれません。

    ファンタジーの世界というべきでしょうか。

    そういった意味では興味深いと思います。

    投稿日:2014/06/05

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  • 主題が何であるのか?

    ジョン・バーミンガムということで読んだのですが、主題が何であるのか?わかりにくいように思いました。

    実写の雲と絵のコントラストはうまくいっていると思います。

    崖がすべりおちたアルバートは雲の子どもたちに助けられます。親としてはとても悲しいことですが、アルバートは雲の住人として過ごします。

    アルバート、絵本を見ていると雲の子どもとして、充分適応できていない気もします。

    こんな風に死んだと思った子どもが生きていてくれたらと思えたら親としてはこの上なく幸せなことだと思います。

    ストーリーの裏にある創作に至ったきっかけが知りたくなるお話だと思いました。

    投稿日:2008/08/19

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  • 絵本のえがなんとも面白いんです!

    くもが 写真のようでそこに アルバート達が描かれていて
    なんだか 夢のようなんです。

    本物の 雲や空が 美しく 私が見たことのある 夕焼けだったり、飛行機の中からみた 空のようでもあり 実に面白い表現の仕方です。

    アルバートは、がけから落ちて・・お父さんとお母さんは、とても悲しむの、でもね雲の子どもたちが助けてくれるの、
    よかったね!

    日本の昔話だったら、かみなりさんかな?

    こんな 雲の子どもたちと仲良く遊べて、アルバートは幸せね!
    すごく楽しそうで、いいな〜

    あこがれですね!

    私も 空や雲みるのが大好きです、きっと 作者も好きなんでしょう!
     
    夢なんでしょうね!

    アルバートは、楽しく遊んだけれど・・・やっぱりお父さんとお母さんに会いたくなっておまじないをとなえて 戻れるの。
    おまじないがなんとも不思議で覚えにくいのが心残りです。

    お笑いの人が メチャメチャに好きなこと唱えているようですね。

    夕焼け空のなかでわになって楽しそうに遊んでいるのがステキです。
    なぜか 子供のころの郷愁が漂っているのです。

    投稿日:2007/06/16

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  • 雲の世界

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    バーニンガムさんのコラージュ作品。
    かなり大判で、幻想的な雲の世界が広がります。
    アルバートは両親と一緒に山登り中、崖から落ちて・・・。
    ここから雲の世界へ。
    雲の子ども達との楽しいひと時が、写真とイラストのコラージュで、
    何ともいえない幻想的な世界を描き出しています。
    子どもなら一度は空想する雲の世界。
    かつて子どもだった大人も引き込まれますよ。
    ラストはアルバートになぜか共感してしまいますね。
    訳文は谷川俊太郎さん。
    おまじないのところに威力発揮ですね。
    原文も読んでみたくなりました。

    投稿日:2007/04/01

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  • 雲の写真が美しい

    『旅するベッド』では、ジョージーの小さな古いベッドは、どこへでも旅ができるのです。
    そして、『ガンビーさんのふなあそび』や『ガンピーさんのドライブ』で、ガンピーさんは、どんなお願いも怒らずに聞いてくれるのです。
    ジョン・バーニンガムの作品は、いつも子供にやさしく、けして子供を裏切らないと、どこかの本に書いてありましたが、ほんとに、そんな静かな暖かさの残る絵本が多いです。
    『くものこどもたち』は、空や雲の写真の中に、子供たちの絵が溶け込んだ、とても美しい絵本です。
    お父さん、お母さんと山登りの下山途中、つまづいて、がけから落ちてしまったアルバート。
    お父さん、お母さんは、愛するアルバートを必死に探すけれど、見つからず、嘆き悲しみました。
    でも、アルバートは、運良く、雲の中に住んでいる子供たちのおまじないによって、助けられるんですね。そして、雲の上で暮らすんですね。
    雲に登って、飛んだりはねたり、雷嵐になると、大きな音を出し、虹がかかると、その絵を描き、風の強い日は、雲のりレースをしました。
    アルバートは、そんな暮らしをとても楽しんでいたのだけれど、雲のベッドから見下ろした街に灯りが見えて、お父さん、お母さんや、自分のちっちゃなベッドが恋しくなるのです。
    「うちに帰りたい。」
    その大きな声が、女王様の耳に届き、女王様は、アルバートを家に送り返します。
    7歳になったばかりの娘は、これを読んでひと言。「見たことなかったけど、やっぱり雲の上って歩けるんだ。」
    雲の上の世界、雲の上の子供たち、こんなふうな世界があったら素敵だな。

    投稿日:2006/12/11

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  • 幻想的な言葉とイラスト。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    バーニンガムといえば、訳者は谷川俊太郎さんです。
    物語は、山登り中に誤って落下してしまった男の子アルバートが、くもの世界の子供達に助けられて、くもの上でその子たちと暮していたけれど、ある日フッと、両親のことを思い出して、くもの女王様に元の世界に返してもらう。というお話です。
    ただこの物語には、裏の話があるような気がしてなりません。
    例えば、山で子どもを失った人の鎮魂歌であるとか、亡くなってはいなかったけど、意識不明の重体であったけど、ある日目を覚ました子どもが、眠り続けている時に見た夢であったとか。

    実写の写真との合成で、逆に幻想的な世界を強調されているような気がしました。

    投稿日:2004/09/25

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