きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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夏の日々、こんなふうに緑いっぱいの自然の中で、空想の翼を羽ばたかせて、思いっきり遊ぶことができたらどんなに楽しいだろうと思いました。こどもの冒険心をくすぐる一冊です。自然と朝から晩まで戯れていた自分の幼少期を思わず重ね合わせてしまいました。
投稿日:2015/03/25
このお話はピアスの「トムは真夜中の庭で」とかバーネットの「秘密の花園」と雰囲気が似ているな。と、感じました。 小学生の姉弟の兄弟が、夏休み中に過ごしたおばさんのうちのとなりのお屋敷の庭で(説明が多くてすみません)古びた壊れかけた船を見つけたことから、冒険が始まります。 船そのものも、船の持ち主のトリディーガさんも、大変魅力的なのですが、ラストになんとも言えない喪失感があって、朝の読み聞かせで使おうと思っていたのですが、読み聞かせっで使うのはやめました。 ただ、物語のドラマとしてはとてもよくできていると思うので、ひっそりと読むのはいいかもしれません。
投稿日:2008/05/30
大人が行っちゃいけないというところへ、行きたくなるのが子どもの本能ですよね。探検気分になって、どきどきわくわくしてくるこの気持ち、大人になっても、体験してみたくなります。この本は、そんな気もちにこたえてくれる本です。 緑いっぱいの森の中に現れた船。。。この意外性に、これから始まる不思議なことへの期待感がふくらみます。海を進む本物の船のように、世界中を旅することができる船が森の中にあるなんて、私の硬い頭では、まともに想像することができなくなっていますが、できる限りの想像力をはたらかせて読み進めました。 本の中の子どもたちといっしょに世界旅行を楽しんだことが、思い出となって心の中にずっと住み続けてほしいなあと思いました。
投稿日:2008/04/08
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