パパがやいたアップルパイなかなかよいと思う みんなの声

パパがやいたアップルパイ 作:ローラ・トンプソン
絵:ジョナサン・ビーン
訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年09月
ISBN:9784593505005
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,621
みんなの声 総数 31
  • この絵本のレビューを書く

なかなかよいと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • つみあげうたの絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    最初の但し書につみあげうたの絵本とありました。
    つみあげうたとは、文章に後から文をどんどんと継ぎ足していく言葉遊びのこと。
    確かに、どんどん、次から次へと、最初の
    「パパが焼いた甘くて熱いアップルパイです」
    という文章に、修飾語が追加されていきます。

    その修飾語は、アップルパイを作るのには、地球の自然の恵みが必要ですというとこまで行き着くのですから、なかなか壮大なお話です。

    良くある英文のように韻を踏んでいるのではないかと思うと、英文も見てみたいものです。
    つみあげうたは、英語であれば、修飾語が後ろに来るのでその修飾関係が分かりやすいもので、日本語ではなかなか難しいところ。
    そこは流石に、谷川俊太郎さんが上手く邦訳しているのでしょう。

    ジョナサン・ビーンの絵は、1950年代の古き良き時代を彷彿させるもの。
    この本のイラストは、バージニア・リー・バートンやワンダ・ガアグの影響を受けていると書かれていましたが、納得できるものだと思います。

    古いテイストの絵本ですが、それが心に染み入る作品で、自然を考えるに適したもの。
    お子さんとの会話にも結びつくものだと思います。

    投稿日:2010/10/05

    参考になりました
    感謝
    4
  • あつあつアップルパイ!

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    つみあげうた、と言われtれもそんなにピンとこなかったのですが、中身を読んで納得しました。
    どんどんパパがやいたあつあつアップルパイに言葉がたされていって…。
    とても大きなお話ですね。
    単純にあつあつアップルパイが食べたくなってしまいました(笑)。
    愛情たっぷりのアップルパイ、私もパパでなくても夫でも子供でもいいのでやいてほしいなー。

    投稿日:2014/03/10

    参考になりました
    感謝
    1
  • パパがやいたアップルパイから

    パパがやいたアップルパイには、どんな恵みがつまっているのかをつみあげうたにした絵本。
    りんごは、甘くてあつあつアップルパイになった。
    じゃあ、りんごの木は?ねっこは?あめは?くもは?
    どんどん膨らんでいくのですが、最後はみんなでパイを食べるのがいいですね。
    アップルパイから、こんなに広がると思いませんでした。

    投稿日:2021/05/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • つながっていく

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    お勧めされていて読んだのですが、
    意外に面白かったです。

    レビューを見ながら知ったのですが、
    こういうのをつみあげ歌と言うんですね。

    「これはのみのぴこ」に似ていて、
    どんどんつながっていくのが
    子どもたちにもわかりやすかったようです。

    特に、5歳児は最近ひらがなが読めるようになってきたので、
    太く大きく書かれたキーワードとなる言葉だけを
    読んでもらいました。

    投稿日:2020/10/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • つみあげうたに驚きました。

    表紙絵、タイトル。。
    パッと見たイメージでは
    私の興味を惹く絵本のタイプではなかったんです。

    絵本ナビで見つけ
    なんとなく図書館で予約しました。
    翻訳ものですから、
    外国のイメージで
    パパがアップルパイを焼くというのも想像できず。

    ところが読んでみて、
    言葉がつみあげられていく。
    アップルパイを食べるのに
    りんご、木、自然など地球規模でつながっていく。

    この展開は意外でしたが、
    たしかに
    そう「アップルパイ」ができるまでに
    いろいろなものにつながって
    その力をもらっているんだ。
    ひとつひとつに感謝したくなりました。

    大人の私には
    今まで知らなかった絵本に出会えて良かったのですが、
    小さいお子さんには
    むつかしいかな。。どんなふうに反応するかな。。
    気になった絵本でした。

    投稿日:2015/04/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 世界は繋がっている

    パパにアップルパイを焼いてほしくて読んでみました(笑)。
    「パパがやいたあまくてあつあつアップルパイです」という
    ところでは娘と声を揃えて言って夫にアピールしてみました。
    たぶんそのうち洗脳されて焼いてくれることと思います。
    最初、娘はアップルパイから始まってぐんぐん世界がひろがって
    いった時に「アップルパイと関係ないじゃん」と言っていましたが
    「ぜーんぶアップルパイと繋がっているんだよ。ねっこや、あめや
    そら・・ぜーんぶあって、アップルパイができるんだよ」と
    説明しました。たぶんこの絵本の意図するところにうまく
    ひっかかってくれてよかったな、うれしいなって思いました。
    ああ、このレビューを書きながらも、アップルパイが食べたく
    なってしまいます。早く作ってもらわねば!

    投稿日:2012/10/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 面白かった

    私は面白かったのですが、子供は途中で飽きちゃいました。
    出来上がっているアップルパイをさかのぼると・・・なんと、地球規模のお話に!
    これには、驚きました。
    まさか、こんな展開がまっているとは!

    ただ、文章がひらがな・カタカナのみで書かれているのに、言葉の間に空白がないので、読みにくく感じました。

    投稿日:2012/04/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 陽だまりのように心地よい「つながりうた」

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「アップルパイ」を感じさせる、
    クリーム色の下地に、赤・茶・黒で描かれた暖かな色合いに魅かれて、手にとりました。

    つみあげうた、の絵本でした。
    「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです」という最初の文章に、
    「これはあかくておいしいりんごです。りんごはパパがやいた・・・」といった具合に
    次々にことばが積み上げられていきます。

    陽だまりのような、なんとも心地よい「うた」でした。
    積み上げられていく言葉を繰り返し、繰り返し読んでいると
    じんわりじんわり、言葉の意味が染み込んでくる気がします。

    仲の良い農家の父娘の表情も魅力的だし、
    のびのびとした線で描かれた、自然の描写も文章にぴったり。

    文章と絵のバランスが絶妙で
    絵だけのページも、流れが途切れた感じがしないし
    繰り返す、段々長くなる文章にも飽きません。

    身近なアップルパイのおはなしが、地球いっぱいの生命まで広がって、
    「みんなのパイ」にまとまるラストがまた心地良くって。

    ぜひ声に出して読んで欲しい、収穫の秋におすすめの絵本です。

    投稿日:2011/11/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちょっと難しかったかな・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    「パパの焼いたアップルパイ」に
    どんどんいろんな修飾がついて、
    地球規模のお話になっていきます。

    壮大なスケール!
    つみあげうたって面白い!

    と思いましたが(私は)、

    4歳の息子には難しかったかも。。。
    空とか雲、雨 → アップルパイ というのが
    どうも、つながりにくかったみたいで、
    小学生くらいになったらまた読んでみたいなと思いました。

    投稿日:2011/07/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 邦訳

    邦訳を谷川俊太郎さんが担当していたので興味を持ちこの絵本を選びました。タイトルと表紙の絵がぴったりとマッチしているのも良いと思いました。文章を読んでみてさすが谷川さんだなと思いました。言葉の天才だからこそこのような素晴らしい邦訳が出来るのだと思いました。どんどんと言葉が広がってスケールも大きくなっていくのが魅力的でした。

    投稿日:2010/10/06

    参考になりました
    感謝
    0

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

こんとあき / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / 落語絵本2 まんじゅうこわい / そらから ぼふ〜ん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(31人)

絵本の評価(4.41)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット