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御伽草子より、作者の創作(ふくろうなど)を加えた作品。 とはいえ、メインストーリーは伝わってくるので、その世界観は体感できると思います。 丹波の国の大江山に住む鬼、酒呑童子を退治する物語です。 都で娘たちを誘拐したことから、源頼光と四天王が退治するのですね。 この四天王の一人が、坂田公時(金太郎)。 金太郎伝説がリアルに感じられます。 やまたのおろち伝説でも酒がキーアイテムでしたが、 ここでも、不思議な酒が鍵を握ります。 スリリングな救出劇は、映画のようにダイナミックです。 やや長いお話なので、小学生くらいからでしょうか。
投稿日:2018/01/30
年長児の息子は半ばでダレて最後まで集中して聞くことが出来ませんでした。ちょっと長いので小学校低学年〜中学年以上対象だと思います。 歴史上の人物の登場で、親の私の方が楽しく読んだ一冊でした。絵もダイナミックで惹きつけられました。
投稿日:2015/08/29
昔、酒呑童子とよばれ、人々に恐れられていた鬼がいた。 あるとき、みかどは6人の強者に童子退治を命じたのだった・・・。『御伽草子』の物語を絵本に。 おにのお話しはどれもやっぱり恐い物ばかりですが このお話しは本当にむごくて恐かった。 中納言達の娘、姫君を奪っては肉を食ったり血を飲んだり。 童子退治をしに鬼が城に乗り込んだ6人の強者もまた たいした度胸の持ち主ばかりで、童子に差し出された 姫君の血を飲み干したりするところは、度肝を抜かれます。 闘いのシーンも血なまぐささを感じる物で 血お手も恐ろしい印象を受けました。 娘が図書館から借りてきた絵本ですが、 私はその恐ろしい様にビックリし通しでしたが 娘はというと、潔い6人と、それぞれが放つ力に 魅了してました。
投稿日:2008/09/27
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