体だけ作ってもらったゆきだるま。
頭を作ってもらうのを待つ間、いろんなものを乗せてみます。
でも、どれもイマイチ・・・。
「これも駄目か〜」っていう繰り返しが楽しくて、どんどん先を読みたくなる絵本です。
中でも印象的なのは、パンを頭にする場面。
形も似ているし、良い頭ができたぞ、やれやれ、と安心しているところに
たくさんの小鳥たちがやってきてパンを食べてしまいます。
小鳥ってたいがい「かわいい」イメージなのに、ここでは恐ろしく感じるほどの迫力。
「あー、ダメダメ!」って小鳥たちを追い払いたくなっちゃいます。
妙に人間くさくて苦労性なゆきだるまくんが、なんともいえず「いい味」出してますよ。