「おいしいもののすきなくまさん」 なかなかよいと思う みんなの声

おいしいものすきなくまさんはお料理もとても上手なようですね。
読んだ時期が冬というのもあってシチューいいなー、食べたいなー、おいしそうだなーと思ってしまいました。
くまさんもモモちゃんというかわいいお客様が来てくれて嬉しかったようですね。
私もこどもとご飯を食べていて（私のほうが量が多いにも関わらず）こどもより先に食べ終わることはざらです（笑）。

シチューを食べるモモちゃんと、くまさん。

「こどもって　いいな。おくちが　ちいさいから、いつまでも　おいしい　ものが　たべられるんだ」
この、くまさんの言葉が印象に残りました。

毎日、「早くたべなさーい」と言っている私。
でも、にこにこ顔で食べるモモちゃんを見れば、ゆっくり食べることもいいのかもと思えました。

大きなおさじで食べるくまさんは　早く食べ終わって、
小さなおさじで食べるももちゃんは　いつまでも美味しい物が味わえる。
２才の娘は、好きなものをとにかく口に詰め込んでしまうので
よく噛んでゆっくり食べると、好きなものがずっと食べられるんだよ〜
と、勝手に文章を付けたして　読み聞かせています。
本人が理解してゆっくり食べてくれたら良いんですが。

私の母が松谷みよ子さんの作品が大好きなのでその影響で私も松谷みよ子さんの絵本により多く触れたいと思うようになりこの絵本を選びました。娘は独特の鍋の音にとても良く反応しました。”ジプタプ”という表現はとても珍しく感性が鋭い松谷みよ子さんらしい素晴らしい表現だなと感心しました。おいしいシチューが出来上がる過程も知る事が出来るのでいいなと思いました。私も美味しいシチューを作りたくなりました。

クマさんが、ももちゃんに
おいしいシチューを作ってくれます。
材料や調理方法なかなか、ちょっとした、
お料理の本のようです。
おなべの音で、強火弱火を表現するあたり
なかなかすごいなと感心しました。
森のクマさんのお料理を食べに行きたくなりました。
息子も、つまみ食いするしぐさをしていました。

ちいさいももちゃんの中の一つのお話です。
ももちゃんシリーズは、現実的な中にも、やさしさがあふれていて大好きなのですが、保育園での読み聞かせには向いていませんでした（絵がないので）
それで、こちらの絵本を見つけ、読んでみました。年長児には少し幼すぎたようなのですが、年少さんにはおもしろかったようです。
「おいしいもののすきなくまさん」という名前も、すてきだと思います。あったかいシチューがおいしそうで、煮えてる様子がとっても伝わってきて、楽しくなりました。

モモちゃんシリーズは人間も動物も植物もみんなお話が出来て仲良しで・・素敵な不思議な世界を魅せてくれます。

今回もくまさんのおうちに遊びに行ったモモちゃんがシチューをごちそうになるのですが私はそこに出てくる擬音がとても好きです！

おなべがジプタプジプタプとあばれています・・とか

おなべが眠たそうにあばれています
クッタクッタクッタ・・。とか

より美味しさを引き立てて、こちらまでシチューが待ち遠しくなるので不思議です！

くまさんとモモちゃんの大きさが全然違うところもなんだか
可愛いです。

こんなクマさんとお友達になれるモモちゃんが羨ましいくらいです。

ちなみに私は中谷千代子さんの挿絵のほうがなじみがあってそちらで読んでいます。

おいしいものもくまさんも好きな末娘は、この本が大好きです。母は、武田美穂流モモちゃんに違和感を覚えながらも、「ジプタプ　ジプタプ・・・」と、楽しく読んでいます。

それにしても、初めてこのお話が世に出たころには、子供達は現代の子供達よりもっとわくわくしてこのお話を楽しんだのではないでしょうか。きっと、シチューはごちそうだったでしょうから。

　子どもの頃自分が愛読した「ちいさいモモちゃん」の中から選ばれたお話。モモちゃんが遊びに行ったくまさんの家では、何か「ジプタプ　ジプタプ」とお鍋の中で歌っています。それはおいしそうなシチュー。この表現を未だに覚えていた自分に驚きました。

　そうして、くまさんと待ってできたシチューのおいしいこと！はふはふしていただいていると、くまさんが平らげることの早いことと言ったら！モモちゃんの小さなお口がうらやましがられる、というお話。

　何となくゆっくり食べることの大切さも教えられ、野菜の苦手な娘に今夜はシチューを作ってあげよう、と
親が教わるお話です。

と歌いながらおなべがおいしいシチューを煮ています。モモちゃんとくまさんが仲良く食べるのですが、くまさんはあっという間に食べてしまいます＾＾；

なんだか我が家の食事の風景のようです＾＾