おなかのすいたきつねさん。
うさぎや小鳥が食べたいと、おふろやさんをはじめます。
おふろに入りにきたところを、ぐらぐらと煮て食べてしまえという魂胆。
でも、そうは問屋がおろしません。
結局のところ、森のみんなに気持ちの良いお風呂を提供しただけになってしまったきつねさん、お気の毒だけど笑えます。
本当におふろって気持ちいいですよね。
特にこの寒い時期、お湯に入ると思わず「ごくらく、ごくらく」という言葉が出てしまいます。
おなかは膨れなかったけど、きつねさんもお風呂に入ったら気持ちがほぐれたみたい。
今夜のお風呂タイムが楽しみになる一冊です。