「ピーマンマンとドクター・ダマカス」 なかなかよいと思う みんなの声

３歳と５歳の子に読みました。
ピーマンマンシリーズはけっこうお気に入りみたいです。
ドクター・ダマカスにゆうきをとられてしまったピーマンマンのお話。
みんなの助けが温かくていいですね。
自転車に乗れないピーマンマンですが、がんばる姿も見られます。

やはり、読みやすい絵本です。
読みやすいだけでなく、内容も非常にコミカルですし、ハラハラドキドキします。
今回は、悪者ダマカスが登場し、息子は「めっちゃ悪い！」とご立腹でした。
自転車に乗れるように努力するピーマンマンと、応援するお友達がとても良かったです。

自転車に乗りたい、ピーマンマン。
ピーマンマンの練習風景や、周りのみんなの励ましは、「これから、補助輪を取りたい！」と思っている子供たちにとって、心強いものになりそうですね。
正義の味方らしく、悪者・ドクター・ダマカスをやっつけるシーンは、爽快ですね。

娘はピーマン嫌いではないのですが、この絵本はぜひピーマン嫌いの子供たちに読んであげたい絵本です。
ピーマンマンがアンパンマンのようになるお話です。ドクター・ダマカスにだまされ、ピーマンマンの勇気のもとをすいとられてしまうのですが、まわりの野菜たちにはげまされ、勇気がもどってきたピーマンマン。
ドクター・ダマカスから勇気のもとを取り返し、ドクター・ダマカスをやっつけてしまいます。これを読むとピーマンってすごいと思ってしまい、ピーマンの印象が変わるかも？？
ちょっとアンパンマン？？と思ってしまうところもありましたが、なかなか面白いお話です。

もともとピーマンマン好きの息子。本屋で新刊を見つけおねだりされました。ドクター・ダマカスが勇気を取り戻したピーマンマンのパンチに宇宙まで飛んでいくページが特にお気に入り。絵もきれいですが、文もリズムが良くて読みやすいしわかりやすいですよね。
星を一つ減らしたのはピーマンマンのベスト１ではないからという理由だけです。「ピーマンマンとかぜひききん」のほうが題材が身近でより親しみやすいようです。
第１巻の「グリーンマンとのピーマンマン」も絵が鮮やかだと思いましたが、今見ると地味ですね。回を重ねるごとに色彩が鮮やかになっています。
ぜひ全巻見てみてください。