「まちへいったきつねどん」 なかなかよいと思う みんなの声

キツネが化けて、あっちこっちでいたずらです。
困ったやつだなーと思いながらも、なぜか憎めないのは、キツネのかわいさでしょうか？
そんなキツネが大好きになったのは、なんと赤ちゃんのミルクです。
これには驚きました。

お母さんが、キツネ全員にミルクを準備してくれたことに感動しました。
現実では、まず無理でしょう。
でも、すべての子の願いをかなえてくれたことに、絵本ならではの優しさを感じました。

さとうわきこさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の好奇心旺盛なところがユニークに描かれていて楽しく読めました。自分の目標の為に機転を利かせる主人公は素晴らしいな！と思いました。主人公の為に優しくミルクを用意するお母さんの姿に感動しました。人の子でも我子の様に接する姿に母の愛の偉大さを感じました。続編が読みたくなる絵本です。