徳間書店の児童書シリーズを久しぶりに見つくろってきました。
この間、徳間書店から出しているいとうひろしさんの作品を読んだときに書店からの小雑誌が付いていて、そこにこの本が紹介されていたので、気になって探してきました。
作者はこの本を書くにあたって、アメリカの1850年から1929年(世界恐慌まで)実際にアメリカを走っていた「孤児列車」なるものを取材して、この本を書いたそうです。
ポーランドから移住してきたおばあちゃんとお墓参りに行ったことがきっかけだったそうですが…。
なかなか興味深い内容でした。
当の子ども達の意志はまったく関係なく、「里親を探してやっている」んだという大人たちの態度は、はたからみていると、アメリカという国の、優しさとか、親切とかとまた別のものだよな。義務感とか使命感?みたいなものかな〜と、つくづく思いました。
この本を主人公のロジーナ達と同じ年頃の子が読んだら、どんな感じがするんでしょう?
うちの子ども達に探してきたものですが、私が先に読んでしまいました。
子どもが読み終わったら、素直な感想を聞いてみたいです。