ベスコフは自分の子どもたちにたくさんの話をしてあげていた。と、どこかの記事で読みました。
この絵本は、まさにベスコフの子どもたちに即興で語った物語が元になっているのではないでしょうか?
「なきむしぼうや」は、ベスコフのお子さんの誰かがモデルなのでは?と、密かに思っている私です。
うちの子どもたちはもう、それなりに大きくなっているので、この絵本を読んであげても、どうということはありませんが、
昔から、「なきむしは鬼に食われる」とか言って脅かす大人がいますよね。
「なきむしぼうや」では、怖い魔法使いの魔法を解く方法と、《そうしていれさえすれば魔法使いは来ない》と、断言して終わっているので、読み終わったとき子どもたちは「ほっ」と、安心出来そうで、よかったな。と思いました。
でも、あまり神経質なお子さんには気をつけて読んであげてほしいです。かえって怖がりになってしまってはいけないので。