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おおかみのおいしゃさんなかなかよいと思う みんなの声

おおかみのおいしゃさん 作:オルガ・ルカイユ
絵:こだましおり
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2009年04月
ISBN:9784001112122
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 15
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  • 変なお医者さんたちが面白い

    • ccさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    うさぎのマルクが具合が悪くなり、
    おかあさんうさぎがおいしゃさんにつれていきます。
    もぐらやいぬ、ねこなどのおいしゃさんは
    みんな変な治療法を提案してくるので、
    「そんなんじゃ治らないよ〜」と子供も笑ってました。

    おおかみのおいしゃさんを紹介されるけど、
    おかあさんうさぎは怖くて逃げてしまいます。
    絵からもおかあさんの怖がりが伝わります。

    でも、本当は優しくて、きちんとした処方をしてくれるおおかみのおいしゃさん。
    おおかみのおいしゃさんはかっこいいんだよね〜と子供も何度も読んでいます。

    投稿日:2016/01/05

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  • かっこいいオオカミさん

    キリリとしたオオカミの絵に惹かれて手に取りました。

    ウサギのマルクは体調が悪く、お母さんウサギに連れられお医者さんを訪ねます。
    モグラ、魚、犬、猫…。
    アドバイスはもらえるのですが、ちょっとウサギには当てはまらないような感じ。
    お母さんウサギは納得せず、次々と他の動物のお医者さんへ行きます。
    納得いく話が聞けず困っていたら、フクロウが「オオカミのお医者さんが良いよ」と声をかけてきます。
    オオカミなんて、とんでもない!お母さんはマルクに付いて行く気になれず逃げてしまいます。でも、やっぱり心配になってオオカミの元へ行ってみると…
    オオカミはマルクに野うさぎが活躍する絵本を読んでくれていました。お母さんにも納得がいく治療法を話してくれました。
    おまけに夜も遅かったので、一晩泊めてくれたのです。

    先入観にとらわれてはいけない、というお話です。
    でも。子供はそう解釈してくれるのかなあ。ちょっと心配です。絵本の中ではキリンも象も診てくれるネコのお医者さんもいます。けど、この絵本の世界では違うような印象があります。モグラのお医者さんのアドバイスもモグラには有効なのかも…と思える節が残ります。
    うがった見方をして
    「自分の求める意見を言ってくれる人を探すのは良い事だ」
    と思うかもしれない。

    「ウサギのお医者さんがいたら、いいのにねえ」
    何度か読んで子供が言いましたが、そういう一文がどこかに欲しかったと思います。
    背表紙に、登場した動物のお医者さんと人間のお医者さんの集合写真があります。ウサギのお医者さんはいませんでした。それで子供は納得してましたが…。

    絵がシンプルで、力強くて素敵です。見ていると元気が出てきそうな感じ。
    ちょっと大きめのサイズなのも絵に迫力が出て良いと思います。

    投稿日:2011/02/09

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  • 先入観で判断してはいけない

    お医者さん絵本ばかり読みたがる息子に借りて来ました。

    うさぎの子、マルクが具合が悪くなってお母さんと一緒にあちこちのお医者さんを訪ねる話です。行くところ行くところ、まったく見当違いな治療をしてくれるヤブ医者ばかりなのですが、そこのところは2歳の息子にはちょっと難しかったようでした。

    おおかみがいかにも怖そうに描かれているのですが、実際には一番の名医だという展開です。おおかみだから近寄ってはいけないという先入観にとらわれていた母うさぎが最後はおおかみに感謝します。

    息子は具体的な治療場面が好きなのと、おおかみがちょっと怖かったこともあり、この絵本は1度読んだきりになってしまいました。

    投稿日:2010/12/15

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  • 文章より、絵が魅力的。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    油絵かな・アクリル絵の具かな?
    ともかく、作者の絵の感じがとても素敵だと思いました。
    この絵本を読み始めていたら、側で別のことをしていた下の子が近づいてきて、じっーっと聞きいっていました。

    そして、お母さんうさぎが子どもを置いて逃げちゃうところでは「え―っ?」って顔をしてました。
    (話の内容的に、けしてわざと子どもを置いて行っちゃったわけではないのですが…)
    ウケていたのは、魚のお医者さんのシーン。
    「川の中の処方箋」って、なんだかすごいです。
    この絵本は、絵がすごく語ってくれているので、へんに文章を追わなくても楽しめそうな気がします。
    なので、意外と小さいお子さんからオーケーかと、思いました。

    投稿日:2010/04/11

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  • 重厚な絵が素晴らしい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    オルガ・ルカイユはフランスの絵本作家。
    両親はロシア人。

    うさぎのマルクは、朝から具合が悪くおかあさんうさぎが心配し、お医者さんに連れて行きます。
    でも、登場してくるお医者さんがどれも変な治療法しか言ってくれず、おかあさんうさぎは途方に暮れてしまいます。

    そんなときに、ふくろうが紹介してくれたのが、なんとおおかみのお医者さん。
    直ぐに、おおかみのお医者さんが現れたので、おかあさんうさぎは怖くて逃げようとしたのですが、マルクはついていってしまいます。

    普通の話なら、おおかみは悪者と相場は決まっているのですが、この絵本ではさにあらず。
    なんと、おおかみこそが名医だったのです。

    何と言っても、重厚で臨場感に富んだ絵が特徴的。
    丁寧に描かれた絵は、絵本ではなかなかお目にかかれないくらいの出来栄えで、1枚1枚が見る価値のあるものばかりです。
    その躍動感や、奥行きの深さの描かれ方は、必見の価値があると言えると思います。

    ストーリー自体はシンプルですが、意外性があるので、その分楽しめると思います。

    投稿日:2010/01/09

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  • こんなオオカミ初めて!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    まず、絵が良いのです。
    落ち着いた色彩、デザイン、私が子供の頃に読んだ絵本のようなちょっと古さを感じさせる絵なのです。
    お話も、はっきりしていてわかりやすく面白い。
    ただ、びっくりしたのは、オオカミがこんな風に良く書かれているなんて!しかも本当にうさぎを食べない。
    そうなると、なんだかオオカミがクールで格好良く見える。
    ちょっと変わったお話です。
    子供も楽しんでいましたよ。

    投稿日:2009/10/14

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