子どもが学校の用意をしている横で、この詩集絵本を音読していたら、「うるさいよ」と、言われてしまいました。
でも、いい詩がいっぱいのってたら、何かしながらでいいから聞いてほしかったのに…。
学校で、何かいらいらしていたのかな…?タイミングが悪かったのかもしれません。
最近、下の子は自分の機嫌の悪い時に何か音読すると怒ります。反抗期でしょうか?
と、子どもの耳にはちゃんと届かなかったようですが、素敵な詩の絵本でした。
私は正直、工藤さんの絵本は「のはらうた」しか読んでいないので、
そのシリーズとだけ比べるのも、おこがましいことですが、
「のはらうた」は詩によってはとても子どもっぽい口調のものがあって、いいものはいいけど、ちょっととっつきにくいなぁ〜、
という作品もいくつかありました。
しかし、「ピアノは…」は、優しい調べのように淡々と、愛くるしく胸にストント落ちてくるような詩が印象的でした。
あべさんのイラストも、また素敵!です。
子どもがもう少し大きくなったら、機嫌のいい時にさりげなく机の上に置いてみます。
すごく昔に読んだSFで、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」って小説を読んだんですが、この本を読んだら急に思い出してしまいました。