『トラのじゅうたんになりたかったトラ』がおはなし会でも大うけで面白かったので、
同じ作者の作品を思わずセレクト。
『”AHHH!”SAID STORK』が原題。
STORKはコウノトリですから、表紙の光景が表題になっているのですね。
ふと、卵を見つけたコウノトリは、食べてみようとつつきますが、
割れないのです。
さあ、いろいろな動物がチャレンジしますが、卵はびくともしないのです。
そのアイデアが面白いですね。
卵=生命力の強さ、ということでしょうか。
ところが、みんながあきらめかけた頃、卵はひとりでに割れて、
ある動物の赤ちゃんが誕生する訳です。
この後のやり取りはなかなか痛快です。
ちびっこの負けん気全開でほほえましかったです。
このあたりが、子どもたちには共感してもらえるかな。