「歌が世界を動かした！」 なかなかよいと思う みんなの声

『ウィー・アー・ザ・ワールド』。あの歌を聴くと胸が熱くなってきます。４５人のスーパースターが、利害抜きで手を取り合って歌で救済を訴えたこと。全世界で一斉人あの歌が発信されたこと。音楽業界の革命であり、人々に様々な可能性を実感させた歴史的な大事件でした。
ＡＩＤ活動、ＮＰＯ，ＮＧＯ活動、枠組みを超えた活動がそれから発展した来たことを我々は知っています。
藤城清治さんの影絵。『銀河鉄道の夜』で素晴らしい絵本を教えてくれた作家です。
でも…。この絵本については少し失敗かも。

大人に向けた絵本だということはわかります。大人に向けたメッセージだということもわかります。
ただ、残念ながらあの歌の感動がこの絵本からは湧いてきません。多分、伝えたい気持ちが強すぎて、説明口調になってしまったからでしょう。
ノンフィクション絵本の難しさかもしれません。もっと客観的に表現できたら、感動の伝え方が深まったように思いました。

歌の素晴しさを再確認出来る絵本でした。１人では出来ないことでも仲間が集まってすれば成し遂げられることを教えてくれる絵本でした。一緒に歌える仲間がいることはとても幸せなことだと思いました。登場人物が本物のように特徴をとらえてしっかりと描き込まれているのが気に入りました。

大人の人に読んでほしい絵本です、と作者が前書きで記しています。
アフリカの飢餓の状況を何とかしようと、
アメリカとイギリスの音楽家４５人が結束し、レコーディングした
「We are the World」のノンフィクション絵本です。
絵は、幻想的な影絵で有名な藤城清治さん。
今は亡きマイケル・ジャクソンの姿もあり、時の流れを感じます。
時は1985年、洋楽に疎かった私も、英語の授業でビリー・ジョエルなどが
教材に使われていたため、その頃洋楽も聞いていただけに、
聞き覚えがあります。
とても印象的な歌詞でしたしね。
何より、何とかしようと行動した素晴らしさに拍手です。
アフリカの飢餓状況は表現が難しいところですが、
藤城清治さんの影絵が、とてもマイルドであっても、
様子はしっかりと伝わってきて、いい感じでした。
もちろん、アーチストははっきりとわかります。
表紙の影絵からも、メッセージを感じます。

We are　the world♪
このメロディーは、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。この歌が作られて、世界中に広まった実際の経緯が、描かれています。

幻想の世界のイメージが強い、藤城清治さんが、マイケルジャクソンなど実在の人物を切り絵にしています。

この絵本の初番はアフリカの子供達の悲しい事実が描かれていて胸が痛くなる思いで読みました。
みんなの力が合わされば。。そんなことを思わせてくれる絵本です。
影絵で藤城清治さんのイラストがまた素晴らしく，後半は希望の未来を連想させて本当に素敵でした！！
子供から大人まで幅広い世代の人たちに読んでほしい絵本ですね！

子供にも読みましたが、大人向けの絵本でしたね。
歌の発売と同時に聞いた記憶はないのですが、有名な歌なので耳にしていました。
「世界の子供たちのため」という主旨も何となく知っていたのですが、このお話を読んで、歌が作られた流れや想いをしっかりと知ることができたと思います。

東日本大震災から一年。
あんなに衝撃的で、言葉をなくすほどの出来事だったのに、
人は時間が経つとどんどん風化させてしまうのでしょうね。
この絵本を読むと、まだまだ助け合わないといけないはず！と、気付けるきっかけになると思います。
私自身、よみきかせ読み聞かせ活動を通して支援の輪のメッセージを伝えていければなと思っているところだったので、この本を読んだら、まだまだ復興のために力を！と迷いなく言える自信が湧きました。

　この歌は聴いたことがあります。イントロの一番最初のところが印象的です。この歌が生まれたいきさつも知っていましたが、参加アーティストがよくわからないです。みんな、スーパースターなんですよね。

　藤城さんの絵が繊細でみごたえがあります。夢の世界が現実になるといいなと思います。

　作者の北村さんが、この本を「大人に読んでもらいたい」と書いています。このプロジェクトは成功しましたが、あれから３０年ちかくたった今でも、おなかをすかせている子どもたちがいっぱいいるのは、どうしてだろうと思います

この『こころのチキンスープ』系の実話を絵本にするのは難しかっただろうと思います。
アメリカの有名アーティストの名前も「We are the World」も殆ど聞いたことのなかった私には「こういうことがあったのねぇ」と新鮮で新しく学べる絵本でした。

まずは全ページ立ち読みにしてくださってありがとうございます。
この絵本すごく気になっていながら書店で見つけることができなかったんです。読めて嬉しいです。
ウィーアーザワールドが全世界でＨＩＴしたとき
大好きでリアルタイムでよく聴いていました。
でも実際こういうエピソードがあってビッグスターたちが集まり
夢のコラボが実現したとは知りませんでした。
たった１本の電話からだったなんて本当にびっくりです。
アフリカの人たちの命を助けることができただけでなく
私たちにとっても　たった一人でがんばったって・・・・と諦めることなくチャレンジしてゆく勇気をもらったような気がして
温かい気持ちになりました。
藤城さんの挿絵もとてもステキです。