「10ぴきのかえるののどじまん」 なかなかよいと思う みんなの声

「10ぴきのかえる」シリーズ。
今回は、全国かえるのど自慢大会エピソード。
歌が大好きなかえるたちなら、エントリーもさもありなん。
少し遠方ですが、張り切って出かけての道中は、やはり。
このピンチを歌でくぐり抜けるところはさすがです。
何とか間に合っての本番は、ロック！？
なるほど、かえるらしい言葉遊び。
見事な着地に拍手！です。

昭和の絵本ぽい色彩のイラストが、懐かしい感じを与える作品。子守歌からロックまで、音楽の力でピンチを切り抜けるかえる達が頼もしい。ザリガニも、かえるたちの子守歌にメロメロ。歌の部分は読み手が自由に節をつけて歌えるのも、楽しいです。この話につられて子供も自分で体験した楽しいことを教えてくれました。

うたが大好きな１０ぴきのかえるはのどじまん大会に出ることに！
向かう途中にザリガニに出会いますが、うまくうたを使って問題を解決するところが面白かったです。
１０ぴきのかえるが笑顔で楽しそうにうたうので本当にうたが好きなんだなーと感じられました。

タイトルを見たときに、私の頭の中にイメージされたのは「かえるの歌」でした。
でも、この１０ぴきのかえるたちは、とっても楽しそうな歌を歌っていましたね。
躍りだしそうな歌から子守唄まで、レパートリーも幅広いと思いました。
仲良しの１０ぴきの合唱なので、ハーモニーもバッチリかな？

１０ぴきのかえるのシリーズは娘が大好きで、よく図書館で借りてきます。
１０ぴきのかえるのもとに、のど自慢大会の手紙が届きました。ひょうたん沼代表で大会に出ることになった１０ぴきのかえるたち。川を下ってのど自慢会場へ出発です。

このシリーズはどれも明るく楽しいお話なので、娘も安心して見られるようです。何でも自分たちで作ってしまうかえるたちですが、今回も玉子のパックを活用して、船を作ってしまうところなんてさすがです。（ちゃんと１０匹ぴったり乗れる！）
ザリガニたちに捕まって危機一髪の時も、かえるたちの機転で乗り切ります。
のど自慢大会の様子は、最後の方に少しだけですが、のど自慢に行くまでの道のりが冒険をしているようで楽しめました。