お兄ちゃんがかりて帰った3冊目の本。まず読み聞かせする私が前もって内容を把握。(しておいてよかった・・) とても奥が深く、子も親も学びある難しいテーマのストーリー。パーティーに招待されたもぐら君。みんながおしゃれをして、それぞれになにかしらもちよるのだけれど、もぐら君は思いつくものもなく、ひまもなく。アナグマ君に相談したところ、「君自身をもっていくのはどう?」って提案があり、そのままでかけていってみんなからひんしゅくをかってしまうお話。でも、アナグマ君の言葉の裏側の意味を知り、‘自分自身’ってなにかわかったんじゃないかな。そして、うちの場合はもう一つ‘誰かに喜んでもらうために考えたり一生懸命になることって大事なんだよ’をつけくわえて難しい言葉や表現はお兄ちゃんのレベルに合わせて省いたり言い換えたりして読んだよ。伝わったかどうかはさておき、我が家ではしばらく‘喜んでもらうには’が日常で飛び交うようになったよ。「このお花先生にもっていってあげたら喜ぶかなあ。」 「おいしい。」といってご飯をたいらげた後「お母さんうれしい?」と聞いてきたり・・。お兄ちゃんにとってはとてもいいきっかけになった気がするよ。