「おじいちゃんとテオのすてきな庭」 なかなかよいと思う みんなの声

カナダの方の絵本でした。
アイリーン・ルックスバーカーさんのイラストの表現の仕方が、ちょっと独特で、面白いと思いました。
こう、ところどころ、絵が浮いて見えるんです。きり絵や貼り絵ではないようですが、この不思議な立体感（３Dっぽさ）はどういう風に作りだしているんでしょうか？
とても気になりました。

絵やお花の好きなお子さんには喜ばれると、思います。
うちの下の子はこういうタイプの絵本が好きですが、残念ながらまだ読んでしません。
読んであげたらどんな反応をするか、楽しみです。

しいて言うと、おじいちゃんはテオに｢お庭の世話｣をまかせて一体どこに旅行へ行ったんでしょう？
テオに任せるのはいいけど、おじいちゃんが出かけなければならない理由が見えると、もっとよかったのにな〜。

庭のある家からアパートに引越したおじいちゃんと孫娘のテオは、大きなキャンバスに庭の絵を描き始めました。
テオはおじいちゃんの家の庭が大好きだったのです。
絵の中の庭で、おじいちゃんはテオに絵のこと庭のことを教えて行きます。
素敵な世界が出来ていきます。
その後おじいちゃんはひとりで旅行に出かけるのです。
気ままな長旅なのでしょうか。
年齢を考えると、少し含みがあるようで気になりました。
おじいちゃんの留守中に、テオは絵の中にいろんな花を描き加えていきます。
そして、おじいちゃんと座るイスまでも。
早く帰って来て欲しいですね。

植物を育てる絵本はどれも素敵ですが、
この絵本は庭とあるけれど、
ちょっと異色で、
お庭に大きなキャンバスをおき絵を描くという
ワクワクするようなことをしてくれます。

ただ、おじいちゃんがどうして旅に出ないといけなかったのか
気になるところをスッキリさせてほしかったです。

息子は「どうやってまえのお花を消したんだろうと」
気にしていました。

たまには親子でこんな大胆なアートも
汚れを気にせず、やってみたくなります。

テオとおじいちゃんはアパートのベランダに大きなキャンパスを置き、お揃いの帽子をかぶって絵を描きます。そこに庭はないのだけれど、ふたりは庭師になりきって、一面に花を咲かせます。それはそれは美しい花たちです。
想像する力って、素敵だなと改めて思いました。おじいちゃんとテオの親密な関係もうらやましかったです。

コラージュ？ですかね？
素敵な花壇を作るのかと思ったら
あら、素敵！！

おじいちゃんと一緒に
すぐ終わることじゃなくって
持続的な作業をするのがとっても素敵！！

でも、おじいちゃんったら
旅行に行っちゃって・・・
１軒家からアパートに引っ越してみたり
自由なおじいちゃんなのかな？

テオがいろいろ工夫していくのが
素敵です
おかあさんの明記はないですが
見守っている感じも素敵です

こんなに大きな作品
時間を掛けて出来たら
本当に素敵な経験だと思います

タイトルから、普通の庭かと思いきや、ベランダにたてかけた白いキャンバスに描いた絵の庭でした。でも、順番に庭ができていき（描いていき）、花も咲いて、素敵な作品だと思います。

他のかたの感想で描いてましたが、白い風景に、「庭」とベランダだけが色がついているので、なんとなく遠近感がよく出ている感じ。でも３Dには見えなかったです。

庭を造る想像力が養えそうで良い作品でした。娘のお気に入り度はそこそこ。