はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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旭山動物園の飼育係の経験のあるあべ弘士さんが描く、カワウソの生態。 生き生きとした絵と擬音だけで描かれます。 舞台は、秋の月夜の川辺。 絶妙に表現された擬音から、いろいろな感性が呼び起こされるようです。 大中小、同じ動作をしていても、音が違うのが愉快です。 魚との掛け合いも、リアリティがありますね。 先日、水中写真家の方が「海の生き物たちにも個性があり、表情がある」と おっしゃっていましたが、まさに、その世界。 ラストの2ページ分はなにやら意味深なシーンです。 読者の想像力とのコラボですね。 一見地味なカワウソですが、興味がわいてきました。 今度実物をみる機会があれば、じっくりと動きを観察してみましょう。
投稿日:2012/08/14
秋のお話とのことですが、いつ読んでも大丈夫そうですね。 音がメインの文章なので、小さな子でも楽しめそうです。 大・中・小の組み合わせに、「3びきのくま」を思い出しましたが、似ていたのは、3人組みということだけでした。 かわうそを、こんなにじっくり見たことがなかったような気がします。
投稿日:2012/06/21
雪の積もる寒い冬。一番小さなかわうそが、凍った池で見つけたすごいもの。 大中小のかわうそ達の、それぞれ違った擬音が楽しくて、ママが読んだ後に自分でももう一度と読み返しています。 冬の寒さが伝わってきますよ。
投稿日:2011/01/21
最初の一文 「あき、つきのきれいなよるです。」以外は全部擬音だけの絵本でした。 3きょうだいの大・中・小のかわうそたちが泳いだり、魚を捕ったりする動きを面白い音を使って表現してくれています。 特にストーリーらしいストーリーはありませんが、動物の好きなお子さん特に低年齢のお子さんにはお薦めです。 こういう絵本は物語を読み取るというより、心で感じる絵本だと思います。
投稿日:2010/03/02
久し振りのあべ弘士さんの絵本。 楽しみに真っ先に読んでみたら・・・えっ、終わり!? 文字が少なく、正直、ちょっと物足りない。 でも、数日たって、また読んでみたくなるから不思議。 なんなんでしょうね、癒されるのかなあ。 子供ももう終わり!?という様子でしたが、表情豊かなかわうそ3兄弟に大喜び。 不思議な魅力があります。
投稿日:2010/01/05
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