横長の絵本です。
少し大きなサイズだと思います。
表紙の絵を見た時、
あまりテンションがあがらず
ちょっと怖い気もしました。
この2人は兄弟です。
兄のウルスリと妹のフルリーナのお話です。
2人は明日のそり大会に向けて準備をします。
タイトルにもあるようにとにかく大雪
兄は飾り使う糸が欲しくて妹を使いに行かせました。
こんな大雪の中、
とんでもないお兄ちゃんだなと思いました。
戻って来れるのか、いやそもそも前に進めるのか?
自然の恐ろしさもわかりましたが、
子供が楽しい行事のために一生懸命に
なっているのもわかりました。
表紙の絵を見た時と印象は変わり
読んでいるうちに絵にはまっていきます。
右にはカラー付きの絵
左には文字とモノトーンの絵。
私はどちらかと言うとこのモノトーンの絵が
この絵本の味を出しているように思いました。
最後のページが一番好きです。
兄弟揃ってハプニングを乗り越えて
過ぎ去った冬に持ち帰ってきたわかい木を植えました。
後ろでたくさんの動物がその様子を見てました。
この木のおかげで妹は助かったんだと思うと
思い出の木ですね。