「なつのいけ」 なかなかよいと思う みんなの声

真っ黒に日焼けした男の子と女の子が

池で遊んでいるお話です。

池の中では

生き物たちが自分より小さい生き物を

食べようとしているシーンが何回も出てきます。

かわいい絵で描かれていますが、

実際はもっと緊迫しているのかな？と

感じました。

でも一番強いのは人間でしょうか？

人間の足がドバーンっと池の中に入ってきた時

魚たちはいっせいに逃げていきました。

魚釣りをしている人たちの絵もありました。

なつのワンシーンを切り抜いたような絵が

いいと思いました。

日本絵本賞受賞作品ということで読んでみました。

村上 康成のほんわかした絵の中で、
厳しい生存競争がオブラートに語られますが、
生き物たちも大変ですね。

生き物が大好きな息子たちは
「あ、ゲンゴロウ」「なまずだ」
と、いろんな生き物を指さして楽しみ、
最後に名前を確認して満足していました。

寒い真冬にあったかい夏の本が読めてあたたまりました。

夏ののどかな風景ですが、池の中ではいろんな生き物が生きるために大変なようです。
子どもたちの開放的な姿と、魚たちの生存競争の大変さの落差が印象的でした。
一見和やかにも見える池の中ですが、実は厳しい生き残り合戦なのですね。
池に戻されて命拾いしたメダカですが、決して平穏ではいられない世界。
夏の雲は見守るだけですね。

４歳と６歳の子に読みました。
字もそんなにないですし、もっと幼い２，３歳位の子でも楽しめるお話だと思います。
夏の池で遊ぶこどもたち。見る光景ですねー。
うちの子は生き物が好きなので、池の中の生き物に反応して、指差したりしていて楽しそうでした。

塩野米松さんと村上康成さんのコンビでの作品に、「なつぺんぎん」というものがあり、それが親子で大のお気に入りです。
そのシリーズ第二弾ということで手に取りました。

ひとつの池をめぐって、子供達の世界と池の中の世界がダイナミックにリンクして、とても「良い本」です。
ただ、面白いというポイントは、子供達にも私にも無く、ちょっと教育的な感じがしました。

「なつぺんぎん」の良さを期待していた私たちには少し残念でしたが、とても良い絵本だと思います。

この絵本は夏の空気が漂っているような絵本です。
色使いがとてもいいですね。真っ青な空と、鮮やかな緑。子どもの頃を思い出すような、都会に出て行った方は故郷を思い出すかもしれません。
夏の池には生き物がいっぱい。メダカを捕まえたけれど、逃がしに行ってあげる優しさが良かったです。
夏にぴったりの絵本です。

はっきりした色合いで、眩しい夏が表現されています。
青い空、草の緑が眩しいです。
2人の子供が池に遊びに行きます。
池の中の生きものがビックリしながら、楽しそう。
こんな楽しい一日、懐かしい気持ちで読みました。
子供達も、池の中の生きものに一喜一憂していました。

池の中のめだかたち。
アメリカザリガニ。
オオナマズ。

そんな池の中のようすがちょっとユーモラスに描かれています。
そして、何よりその池のまわりで遊ぶ子供たち。
とっても楽しそうです。

そういえば、まだ池で遊ばせたことなかったな〜。
昔はそこらじゅうに田んぼやため池があって、
いつもどろんこになりながら、ザリガニやおたまじゃくしをとったものだけれど。

今度近くの池につれていってみよう！
きっとこの絵本の楽しさが１００倍わかるようになるね♪

子供が、真っ黒になりながらも、池に遊びに行く姿。
今ではみかけない光景になりましたが、懐かしく感じました。
メダカをつかまえ、女の子にプレゼント。
夕方、寂しそうな一匹のメダカを、池に放してやる気持ちが
たまらなく素敵に感じました。
色使いもよく、目にもいい素敵な本です。

本当に夏らしい色使いで、村上　康成さんの絵って、夏にぴ

ったりだと思います。

それも池っていうシチュエーションが最高です。

池の外側にいる子供と、池の中の小動物のやり取りの対比も

面白いです。

草を掻き分け、こんな自然の中で子供達を遊ばせることが出

来たら夏の思い出としては一番でしょうね。

是非　夏に読んで欲しい一冊です。