「ことばのあいうえお」 なかなかよいと思う みんなの声

裏表紙から色々な書式で５０音が書かれている。
この絵本のあいうえおの教本は、五十音の紹介が動詞とか形容詞、擬音語で子どもが良く知っている語彙を増やすタイプではないのが面白い。もちろん語彙を増やすべく、語の名刺も小さく紹介されているけど。

カタカナ、ローマ字も書かれていて高学年になっても使用できるようになっている。

これ全部いっきに読むとかなり疲れる。でも、色々な仕草があいうえお順になっていて面白い。
子どもがよくやっている仕草が多いので感情移入しやすいようになっているのもいい。

欲を言えば全てストリーになっているといいんだけど、難しいかな。
長くやると飽きてしまうので、少しずつ語彙を増やしながら、ひらがな覚えながら楽しめるのがいい。

あっ！、いたいっ！、うまいうまい、といった感じの日常使うことばによるあいうえおの絵本です。
絵もおもしろいです。
我が家に五味太郎さんの「ヨメルカナ？かけるかな？」ポスターがあるのですが、そのポスターと同じ絵でこどもが喜んでいました。
あとがきになるほどと思いました。

なじみのある言葉で構成されています。

期待はずれだったのは、「あ」のページだとしたら「あ」は大きく書かれていたらよかったと思いました。あいうえお順になってはいますが、ただの絵本のような？勉強という捉え方でなく自然に口から出るようになればいいのかもしれませんが。あとで、字を認識するようになってから開くとしたら、大きく書いてあるのがいいと、私は思いました。

五味太郎さんの独特の絵で、あいうえおがわかりやすく書かれています。
絵本というにはものたりない気もしますが、あいうえおを覚えたい時や、子供が自分で簡単なものを読んでみたいときにはいいと思います。
ひらがなだけではなく、かたかなのアイウエオものっているので、覚えやすくわかりやすいと思います。

　五味太郎さんのあいうえお絵本は、焦点がひらがなにあるのではなく、日常生活で発せられる表現のあいうえおが集められています。「あっ！」「いたい！」「うまい　うまい」「えいっ！」「おやっ？」「かゆいよ〜」「きもちわるい」「くすぐったい」「けちんぼ」「こらっ！」……というように。イラストと一緒に、ローマ字、カタカナ、ひらがな表記であいうえおの紹介もされています。表現言葉のフォントがそれぞれ違うので、文字の表情が豊かに見えます。動きがあって、楽しいですね。名詞あり、形容詞あり、擬態語あり…いろいろあるのが五味流でしょうか。
　イラストの中に、子供に真似して欲しくないものもあったりして、ほんの少し気になってしまいました。

よくある「あいうえお・・」から始まる単語が、順に並ぶ絵本です。しかしそこに並ぶ語が「ことば」で、五味風で、いいんです。例えば「あ」は「あっ！」なんです。他にも「いたいっ！」「うまいうまい」「えっ！」「おやっ？」と、言った感じ。日常使う言葉だからすうと入るんです。絵も五味太郎の味がでてます。彼の絵本が好きな人にはおすすめですよ。